12. 用語解説 ポートフォリオ

ポートフォリオ

ポートフォリオとは元々「書類を運ぶためのケース」であることから、「ひとかたまりの意味・目的を持った書類の束」というニュアンスがあります。そして現代では、おもに「金融・投資系」「教育系」「クリエイター系」で、それぞれ慣用的に異なる意味を持つ言葉として定着しています。

投資の世界でのポートフォリオについて解説します。

ポートフォリオ（Portfolio）とは、金融商品の組み合わせのことで、特に具体的な運用商品の詳細な組み合わせを指します。「ポートフォリオを組む」ということは、どのような投資信託を購入しようか、株はどの銘柄で何株ほど持つか、などの検討をするという意味です。

ここまでは一般的な考え方です。私はこのポートフォリオとは自分の持っている資産の分散を表しているものだと思います。

1.投資とは　で書いたポジションと同じ意味だと思います。

具体的に言うとこのポートフォリオに中には現金、（日本円、外貨）、不動産、動産、Gold,Silver,骨とう品等、自分の持っている資産、全部が含まれていると思います。

みなさんも知らず知らずのうちに自然にやっていると思います。

もう少し詳しく説明すると、投資家はリスク管理のために自らの資産を複数の金融商品として分散することがあります。

分かりやすい例としては米があります。江戸時代には数回の食糧危機がありました。飢饉です。米だけを作っていると天候不順や水害被害等で大打撃を受けた場合、食糧難になります。そこで米以外の物、サツマイモ等を作ることが奨励されました。
このように、資産家もみずからの資産をさまざまな種類の金融商品に分けて投資することで、保険をかけているのです。
投資の世界ではこの保険のことをリスクヘッジといいます。

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