2023 12月22日 経済NEWS

投資

米PCEインフレ統計、FRBの闘いがほぼ終了したこと示す見通し

by Bloomberg

米国のインフレ見通しはここ数カ月で既に着実に改善しつつあったが、ちょうど連邦公開市場委員会(FOMC)会合が開催された先週の2日間に、それがついに確かなものとなった。

  12月12、13両日の朝にそれぞれ発表された11月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の統計は、米金融当局が重視するインフレ指標で測った過去6カ月の物価上昇率が、年率ベースで目標の2%に戻った可能性が高いことを示唆した。

  この予想外の展開を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)当局者の一部は、13日午後の公表予定前に自らの予測を急いで修正した。向こう6カ月についても、同様にインフレが抑制されるとの確信がエコノミストらの間で強まった。

商務省経済分析局(BEA)が22日朝に発表する個人消費支出(PCE)価格指数では、これが正式に示される見通しで、向こう数四半期中の利下げに向けた論拠が強まる一助となりそうだ。

  Tロウ・プライスの米国担当チーフエコノミスト、ブレリナ・ウルチ氏は、2022年通年と23年前半を通して、FRBウオッチャーらは「実現インフレ率に焦点を絞ることに」慣れてしまったと指摘。だがFRBは今や、目標のアンダーシュートを回避しようと「インフレの見通しに注目している」と同氏は述べた。

  FRBが重視するPCE総合価格指数とPCEコア価格指数は、先週公表されたCPIとPPIの要素をいくつか使用している。

  それらを合わせると、食品と燃料を除いた財、金融サービス、一部のヘルスケア項目など主要カテゴリーで軟化が示されたため、エコノミストらはPCE価格指数の予想を引き下げた。

21日に公表された7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)確定値の統計は、さらに良いニュースを提供した。同四半期のPCEコア価格指数は前期比で年率2%上昇と、2020年10-12月(第4四半期)以来の低い伸びにとどまった。

  ヤン・ハッチウス氏率いるゴールドマン・サックス・グループのエコノミストは13日付の顧客向けリポートで、「広く予想されていた『最後の1マイル』問題に直面するどころか」、PCEコアインフレは23年前半の年率4%から、今年後半には1.9%に減速したもようだと指摘した。

この記事の考察

このNEWSに惑わされないで欲しい。このニュースの根拠となったのは 12月12、13両日の朝にそれぞれ発表された11月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)の統計である。

12月15日、紅海でのコンテナ船襲撃事件を忘れないで欲しい。ウクライナ戦争もまだ終わっていない。

来年のアメリカの大統領選挙に向けて、バイデン政権は実績を残したい。その為にはインフレは退治したと言っておきたい。

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