5 AUG. 2024 経済NEWS ブラックマンデー
8月5日の日本市場はまた暴落で始まっています。
これで8月1日から3営業日連続で暴落です。
日経平均225は3日間で5000円以上下げました。
今日の暴落率も5%を超えています。
午前9:48分ですが34000円近辺で取引となっています。
ドル円の為替レートは一気に145円代まで進んでいます。
日本銀行、植田総裁の発言(金利を上げていく)、FRBパウエル議長の発言(金利下げ先送り)、アメリカ雇用統計(失業率が4.3%)、この3つが全部が影響しています。
現在、日本の個別株は超危険です。
午前中に↑の記事を書いていたら午後はとんでもないことになりました。
日経平均225が12.4%も下落しています。その14分後の先物取引でさらに下落しています。
31000円を割ってきました。
ブラックマンデーです。
日経の恐怖指数日経VIは70を超えています。
ドル建て日経平均は221.74ドル、X142円=31,487円ですが、為替レートの動き分よりも
日経平均が下落しています。
日銀はどう責任を取るのでしょか?多分、取らないと思いますが。
ETFを日銀がまた買いにいくのでしょうか?
38年前もそうでしたが日銀は経済を壊すのが上手です。本来は経済を支える立場のはずです。
しかし、上がり過ぎは良くないという習慣が抜けていません。
2024は政府の指導もあって、国民みんなが投資で老後資金を確保しましょう。と新NISAが始まりました。
岸田君と植田君はどう説明するのでしょうか?
投資は自己責任です。と言うでしょう。
こんな中での戦略
ただ、こんな中で上がっているものもあります。
それは債権です。
アメリカ市場の場合です。金利がさがれば米国債の価格が上がります。
7月31日のFOMCでパウエル議長が利下げをしませんでした。しかし、9月18日のFOMCでは議論すると発言しました。
ここから米国債利回りは2年もの、10年もの、両方とも下がりました。
両方とも2024年では一番低い数字です。
CME FEDWATCH TOOL、9月18日のFOMCで利下げがあるとする確率が100%です。
しかも、0.5%の利下げあるとする確率が77.5%になってきています。
通常は0.25%です。
これは市場がFOMCに催促するだけではなく、通常の利下げ0.25%では足りない、利下げが遅い、といっています。
それがアメリカ市場の暴落に繋がっています。
ヘッジとして
金利が下がれば債権の価格が上がります。
債権の価格(変動)=利率(固定)/年利回り(変動)
日本円で買う場合
日本の投資信託でアメリカの債権を買えるものがあります。
SBI-SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド(年4回決算型)
ただ、これは円ベース換算されます。つまりドル円の為替レートの影響を受けます。
円高局面では儲けは少ない、又は損失になることもあります。
あくまでもヘッジ(保険)として考えて下さい。
米ドルで買う場合
米ドルを持っている人は下に書いてあるETFを買うのがオススメです。
これもあくまでもヘッジ(保険)として考えて下さい。
iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(SHY)
これはアメリカの国債で1~3年ものを対象としています。
バンガード 米国中期国債 ETF(VGIT)
これはアメリカの国債で3~10年ものを対象としたETFです。
iシェアーズ 米国国債 7-10年 ETF(IEF)
これはアメリカの国債で7~10年ものを対象としたETFです。
iシェアーズ 米国国債 20年超 ETF(TLT)
これはアメリカの国債で20年以上のものを対象としています。
iシェアーズ 米国物価連動国債 ETF(TIP)
これはアメリカのインフレ率に連動するように設計されたETFです。
アメリカ国債、既発債
アメリカ国債を直接買うことです。
現在の利回りは4.3%前後です。
乱高下する株式よりもこちらがオススメです。
アメリカ国債の税金
米国国債の利息には、米国側での税金はありません。 日本側で20.315%(一定)の税金が天引きされて口座に入ります。 ストリップス債には利息はありませんが、償還時には譲渡益が発生して日本側で20.315%(一定)の税金がかかります。
MMF
MMFは株式を投資対象とすることはできないため「公社債投資信託」と呼ばれます。
MMF:MMFは「Money Market Fund」の略です。主に米ドル建ての商品があります。格付が高い、短期の国債や地方債、社債などで運用されるため、比較的安全性が高く、その通貨の金利水準が運用成績に反映されると考えられます。
手数料は0.7%です。高いです。
MMFは投資信託なので他の株式との損益通算が出来ます。これがメリットの一つです。
株式投資で損失が出ていてもMMFでの利益でカバー出来ます。
ヘッジとしてもオススメですが、株式をやらずにこれだけをやっているほうが無難かもしれません。
全ては自己責任です。
全ては誰かの利益のために
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