11 SEP. 2024 経済 NEWS 2
原油価格が下落しています。
これは我々、消費者にとっては良いニュースですが、経済にとっては悪いニュースです。
10日の原油先物市場で、欧州の代表的な原油指標である北海ブレント原油先物が一時、1バレル=68ドル台まで下落した。70ドルを割るのは2021年12月以来、2年9カ月ぶり。原油の2大消費国である中国と米国の景気減速への懸念から、原油価格の値下がりが続いています。
豆知識
ロンドンICEの北海ブレント
主にイギリスの北海にあるブレント油田(英語版)から採鉱される。
ブレント油田のほか、ノルウェーのオセバーグ油田(英語版)やイギリスのフォーティーズ油田(英語版)から採れる原油も含まれるが、こういった原油を混合(ブレンド、Blend)しているからではなく北海のブレント (Brent) 油田から主に採れるためブレント原油という。ブレントという名前は岩層区分のBroom、Rannoch、Etive、NessとTarbertから取られた。by Wikipedia
上は北海ブレント原油価格の週足チャートです。
2022年6月をピークにして下がり続けています。
ピンク色の線が100週移動平均線です。
赤色の線が200週移動平均線です
ピンク色の線が赤色の線を下に抜けようとしています。
下落がここで止まらず、下に抜ければ更に下がっていくことを示しています。
ニューヨーク原油先物相場も、指標の米国産標準油種(WTI)が一時1バレル=65ドル台まで値下がり。終値は約2年9カ月ぶりの安値を付けています。
豆知識
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)
WTI先物は、ニューヨーク・マーカンタイル取引所 (NYMEX) においてNYMEX Light Sweet Crude(軽質スイート原油)として取引が行われている。1983年5月に上場され、現在は同取引所の主要な取引品としての地位を確立している。ただしこれ以前にも、取引は行われていた。WTIの先物取引所がニューヨークにあるため、日本ではWTI先物を「ニューヨーク原油先物」「NY原油先物」とも表記する[注 2]。by Wikipedia
上はWTI原油価格の週足チャートです。
こちらも同じような動きですが、既にピンク色の線が赤色の線を下に抜けています。
アメリカの需要が落ちていることを示しています。
そして、もっと先物では64ドル台になっています。
普通、原油価格というのは在庫する価格が上乗せされます。
その分を引いても、もっと下がっているということは、先行きが悪いという事を表しています。
10日発表された弱い中国の輸入データを含め、米中両国のさえない経済統計により需要への懸念が強まり、来年に供給過剰に陥るリスクが意識されています。
石油輸出国機構(OPEC)非加盟の産油国で生産量が急増していることも、こうした懸念に拍車をかけており、弱気なポジションは記録的な水準に膨らんでいるとみられています。
ここから誰かが、、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
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