CPI 無事に通過?

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12 SEP. 2024 経済NEWS

日本時間の21:30にアメリカのCPI8月,がアメリカ労働局BLSより発表されました。

生データです。

Consumer Price Index Summary

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8:30 a.m. (ET) Wednesday, September 11, 2024   USDL-24-1864
	
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CONSUMER PRICE INDEX - AUGUST 2024

The Consumer Price Index for All Urban Consumers (CPI-U) increased 0.2 percent on a seasonally adjusted
basis, the same increase as in July, the U.S. Bureau of Labor Statistics reported today. Over the last 12
months, the all items index increased 2.5 percent before seasonal adjustment.

The index for shelter rose 0.5 percent in August and was the main factor in the all items increase. The
food index increased 0.1 percent in August, after rising 0.2 percent in July. The index for food away
from home rose 0.3 percent over the month, while the index for food at home was unchanged. The energy
index fell 0.8 percent over the month, after being unchanged the preceding month.

The index for all items less food and energy rose 0.3 percent in August, after rising 0.2 percent the
preceding month. Indexes which increased in August include shelter, airline fares, motor vehicle
insurance, education, and apparel. The indexes for used cars and trucks, household furnishings and
operations, medical care, communication, and recreation were among those that decreased over the month.

The all items index rose 2.5 percent for the 12 months ending August, the smallest 12-month increase since
February 2021. The all items less food and energy index rose 3.2 percent over the last 12 months. The
energy index decreased 4.0 percent for the 12 months ending August. The food index increased 2.1 percent
over the last year. 

All items 総合CPIは前年同月比プラス2.5%、前月比プラス0.2%でした。

Gasoline (all types)、エネルギー価格、ガソリンの価格の下落が大きいです。
前年同月比マイナス10.3%、先月比マイナス0.6%でした。

All items less food and energy コアCPI,食品とエネルギー価格(主にガソリン)を除いたCPIは前年同月比プラス3.2%,前月比プラス0.3%でした。

Used cars and trucks中古車価格は前年同月比マイナス10.9%、先月比マイナス1.0%でした。
下落幅が大きいです。

Shelter家賃価格は前年同月比プラス5.2%、先月比プラス0.5%でした。
ここはまだインフレ率が高いです。

8月のCPIは予想値2.5%に対して結果、2.5%、
 エネルギーと食料品を除いたコアCPIは予想値3.2%に対して結果3.2%でした。

この部分だけを捉えればCPI,インフレ率は下がる傾向にあり市場は良いニュースとして捉えました。

9月18日のFOMCで利下が0.25%で行われる、というものです。
利下げの幅が0.25%ならば、予想通りであり、0.5%の利下げであればショックになります。

私の考えは違います。
これは悪いニュース、指標と捉えます。
ガソリン価格の下落が大きいです。
アメリカでガソリンの需要が無くなって来ていることを表しています。
アメリカの夏は旅行需要でガソリンが高くなるのが普通です。

企業も一般庶民もガソリンを使わなくなってきています。
これは悪い兆候です。

また、家賃価格は前年同月比プラス5.2%、先月比プラス0.5%です。
これも悪い兆候です。
家賃だけが高騰して庶民の手が届かない価格になっています。

上はCME FEDWATCTH TOOLです。
CPIの発表の後、9月18日での利下げ幅が0.25%になる予想が85.0%になりました。

下は9月5日での予想です。

4日に発表された7月の雇用動態調査(JOLTS)時点では0.25%の利下げ予想は56.0%でした。

経済指標で毎日、変わります。

ここまでの悪い経済指標

ADP雇用統計
JOLTS
PCEコア
米雇用者数、年次改定値
雇用統計8月

良い?経済指標
CPI 8月


株価は上昇しました。

特にNASDAQ, PHL半導体指数SOXが上昇しました。
テック企業、半導体企業の株価が上昇しています。

日本市場はNASDAQの影響を受ける企業が多い為12日の株価は上昇しています。

しかし、これは日本株にとってはちょっと危ないです。
ドル円の為替レートは142円台です。

たった1つの経済指標で株価が乱高下しています。
特に日本株のボラティリティ、変動率が高いです。

ここから誰かが、、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

全ては誰かの利益のために

 NEW GREAT RESET

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