世界金融市場に新たなリスク、中東緊張で地政学的な不確実性強まる
by Bloomberg
原油相場、アジア時間9日の取引で急伸-インフレ懸念高まる恐れ
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃を受け、金利上昇で既に揺らいでいる世界の金融市場が今度は新たな地政学的不確実性に見舞われている。
7日に攻撃を開始したハマスに対し、イスラエルが正式に宣戦布告したことで、市場に不安が広がる恐れがある。9日のアジア時間の取引開始直後から原油相場が急伸したことで、インフレ高止まりを巡る懸念がさらに強まっている。
安全通貨と見なされる円とドルはいずれも上昇。原油高を背景に、ノルウェー・クローネは全てのG10通貨に対して上昇した。
債券トレーダーは、イスラエルでの戦闘が高利回り債を避けて安全なドルに逃避する理由となるのか、あるいはインフレ再来を恐れる理由となるのかどうかを迅速に見極める必要がある。米国債先物は9日の取引開始直後から上昇。現物市場は米国の祝日のため休場となっている。
この記事の考察
これはアメリカにとって想定外の出来事だったのだろうか?
私の考えはNoです。
ただ、これでアメリカどころか現在、インフレで苦しむEUにとって相当な打撃になるでしょう。
原油価格だけではなく天然の価格も急上昇しています。
上↑の画面は天然ガスCFDの日足チャートです。気になるのは10月3日から急上昇が始まっています。
これは偶然なのでしょうか?イスラム組織ハマスによるイスラエル攻撃は7日です。
今回の攻撃は大規模なミサイル攻撃(空)、ブルドーザーやタンクのフェンス突破(陸)、等計画的です。
計画がどこかに漏れていたと考えるのが普通です。
コメント