11 SEP. 2024 経済 NEWS
ゴールドマンCEO、10%減益を予想-今年のトレーディング部門
by Bloomberg
米銀大手の中でも今年トップ級の株価上昇を演じたゴールドマン・サックス・グループは、投資家に注意信号を発信した。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は9日、英銀バークレイズが主催した会議で、ゴールドマンのトレーディング部門は前年比で10%減益の軌道にあると発言。消費者部門でも税引き前で4億ドル(約570億円)の損失を計上する見通しだという。同行は自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)と提携したクレジットカード事業やセラーファイナンス事業から手を引き、消費者ビジネスを縮小している。
7-9月(第3四半期)のトレーディング部門について、アナリストらは6.6%の減益を予想していた。しかしソロモン氏はこの日、より大幅な減益の可能性を示唆。昨年同期の好業績と同水準を達成する困難を指摘したほか、8月などに業務環境が厳しくなったことを説明した。
ゴールドマンの株価は年初から27%上昇し、同業他社のほとんどを上回る値上がりを記録。主力の投資銀行業務が持ち直したほか、厳しい結果となった新興リテール事業を大胆に縮小したことが株価を押し上げている。
このニュースの考察
アメリカの4大銀行の一つであるGS、ゴールドマン・サックス・グループが減益予想を出してきました。
デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は今年の見通しを更に下方修正しました。
7-9月(第3四半期)のトレーディング部門についてアナリスト予想よりももっと悪くなることを示唆しました。
これは明らかにアメリカの経済が縮小方向にあることを予想しています。
原題
Goldman Trading Set to Fall More Than Expected With 10% Drop
JPモルガン、楽観見通し「妥当ではない」
米銀大手JPモルガン・チェースのダニエル・ピント社長は10日、来年の経費と純金利収入に対するアナリスト予想は楽観的過ぎると述べた。これを受けて同行の株価は一時7%余り下げ、約4年ぶりの大幅安となった。売りは銀行株全般に広がった。
現在予想されている純金利収入895億ドル(約12兆7700億円)は、金利見通しを考慮すれば「あまり妥当とは言えない」とピント氏は金融業界の会合で発言。「もっと低い」数字になると述べた。
モルガン・スタンレーのダン・シムコウィッツ共同社長も、慎重派に加わった。企業幹部との対話は活発になってきているが、合併・買収(M&A)助言サービスと新規株式公開(IPO)ビジネスからの収入は、過去平均を依然下回りそうだと警告した。富裕層相手の資産管理事業では純金利収入が前期に続いて今四半期も減少する見通しだと述べた。
原題
JPMorgan Tempers Earnings Optimism, Leading Bank Stocks Down
ECB二つの政策金利、60bp下げか-マイナス金利時代のひずみ調整
欧州中央銀行(ECB)は12日に開く政策委員会の会合で、6月に開始した金融緩和サイクルで2回目の利下げを決定する見通しだ。その一方で、今回は若干テクニカルな工夫が加えられることになりそうだ。
12日の会合では、三つの政策金利の下限である中銀預金金利(現行3.75%)の0.25ポイント引き下げが決まると広く予想されている。これは世界の主要中銀が政策金利を調整する際の標準的な変更幅だ。
しかし他の二つの政策金利、主要リファイナンス金利(定例オペの最低応札金利、現行4.25%)と、上限であるオーバーナイト資金の限界貸出金利(現行4.5%)は、あまり標準的でない60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の引き下げが見込まれる。
この動きは大量の債券保有と長期の貸し付けを縮小する過程で、金融システムを円滑に運営することを意図したものだ。預金金利と貸出金利のギャップを調整し、バランスシート圧縮の下で市場の状況を確実にコントロールする狙いがある。
このニュースの考察
ECB,欧州中央銀行が今年、2回目の利下げをする見通しです。
それだけ、経済が冷え込んでいるということです。
ここから誰かが、、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
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