SBI証券でできる金、銀、プラチナの現物投資
SBI証券では金、銀、プラチナへの現物投資が出来ます。
個人的な見解ですが、現物は新NISAの対象にはならないので、
金、銀、プラチナに投資するには投資信託やETFに投資する方がいいと思います。
新NISAを活用すれば、利益に税金がかからないので、新NISAでの投資の方がいいと思います。
それでもやってみようと思う方は参考程度に見て下さい。
金、銀、プラチナの現物取引をするには専用の口座開設が必要です。
下の↓画面を参照してください。
買い付けの方法は2つあります。
取引口座を開設すると下↓画面になります。
ここで積立買付、 又はスポット買付、を選ぶことが出来ます。
積立買付
積み立て買い付け
は例えば毎月10,000円を設定すると営業日の日数で割って、毎日定額で買い付けをしてくれます。
例えば、営業日日数が20日であれば毎日、500円づつ買い付けしてくれます。
SBI証券によると、下↓の説明があります。
積立投資でどのような恩恵が得られるの?(ドル・コスト平均法)
ドル・コスト平均法とは、「ある投資商品を一定額で定期的に購入していくこと」を指します。金を例にとると、金価格が高いときには相対的に少量を購入、金価格が安いときには相対的に多くの金を買い付けることになりますので、タイミングの悪い時期に多くの金を買ってしまうリスクを回避でき、価格変動のリスクを小さくすることができます。これにより長期投資において平均買い付けコストを下げる効果が期待できます。
スポット買付
スポット取引(買付)は、取引時間内(営業日8:30~翌5:00)にて、金・プラチナ・銀の価格を参照し、リアルタイムでお取引可能です。
参照価格は、5秒間隔で更新され、スポット取引時には、15秒間価格を固定し買付が可能です。
金、銀、プラチナ、現物、手数料
金、銀、プラチナ現物の手数料は買い付けの時に発生します。約定代金の1.5%(税込1.65%)です。
売却時にはかかりません。
金現物投資のメリット
どの国でも価値が共通
国や地域が発行する貨幣や株式などの資産とは違って、「金」は世界共通でその価値が認められており、世界に市場が開けていて換金しやすい利点があります。
また自然の鉱物なので埋蔵量には限りがある、つまり希少性があるので、今後無価値になることなさそうです。
そのため、不況や紛争、テロなどによって経済的・政治的な不安に陥ると安全資産として「金」を購入する人が増え、値上がりする傾向にあります。
安全性や信頼性に優れている
「世界共通で価値を認めている」という点は、信用リスクにおいてもメリットです。
株式や債券などは、発行する国や企業の信用をベースに取引されている「ペーパー資産」なので、それらが破綻すれば、資産価値がゼロになるリスクがあります。
一方「金」の場合は、存在そのものに価値がある「実物資産」です。経年劣化や腐食による価値の低下もなく、世界で流通しているので、取引における安全性・信頼性に優れていると言えます。
つまり、株式や債券に投資する場合のヘッジ(保険)の1つとして金などへの投資を行ないます。
インフレ時に価格に影響を受けにくい
インフレ時、いわゆるモノの価値が上がり、貨幣の価値が下がる時期でも「金」は影響を受けにくい、つまりインフレに強いと言われています。
また「金」現物は、景気の先行きが不透明になるなどで株や債券などペーパー資産の価値が暴落するような局面では、値上がりしやすい傾向です。
「金」の価格変動は比較的緩やかなので、インフレ対策として投資しておくこともヘッジ(保険)となります。
生産コストによって下値が支えられている
金は2000年以降、生産コストとの関係性が明確になっており生産コストによって下値が支えられています。
2002年の金価格が313米ドル/トロイオンスだった頃の総生産コストは、233米ドル/トロイオンス程度とされており、2012年の金価格が1,677米ドル/トロイオンスであった頃は、総生産コストが970米ドル/トロイオンス程度になっていました。
以上のことから、掘り出すコストを決める物価の水準が金価格を下支えすると言えます。
注意点
金現物投資のデメリット
手数料が高い
SBI証券での手数料(買い付け時のみ、売却時は0)は1.65%です。
株式投資の購入手数料は2023年9月30日から0円、無料です。
と考えると手数料がかかるため株式と比較した場合、投資効率は決してよいとはいえません。
配当金や利子がもらえない
金への現物投資は利息や配当金がもらえないため、他の投資商品と比較して利回りは低くなります。
為替の影響を受ける
金の現物投資の取引は米ドルで行われることが一般的であるため、為替の影響を受けます。
基本的に円の価値が下がる円安、ドル高になると金の価格は相対的に上昇します。
日本円で金を高く売却したいのであれば、円安の時期がおすすめです。
反対に購入する場合は、円高、ドル安を狙うと安く購入できます。
そのため、アメリカの経済や日米の為替情報の知識が必要になるため、しっかり情報収集する必要があります。
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ブログ目次
- 投資とは何か
- 具体的に投資を始める
- 何に投資するか 株式
- 何に投資するか 投資信託
- 投資信託の選び方 日本
- 投資信託の選び方 アメリカ
- その他の投資信託
- 具体的な銘柄
- 投資信託 100円積立
- アメリカ株式を直接買う
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