17 APR.2025 経済 NEWS
日本時間16日、21:30にアメリカの小売売上高3月2025が発表されました。


前月比、予想、プラス1.4%に対して結果、プラス1.4%となっています。
前回の結果がプラス0.2%だったので大幅な上昇となっています。
これはトランプ関税が発動される前の駆け込み需要だったと思われています。
裏を返せば4月以降は大幅に落ち込むことが予想されます。
生データです。


米国の小売業および食品サービス業の速報値
2025年3月の米国の小売業および食品サービス業の売上の速報値は、季節変動および休日と取引日の差異を調整し、価格変動は調整していないため、7,349億ドルで、前月比1.4% (±0.5%) 増、2024年3月比4.6% (±0.5%) 増でした。2025年1月から2025年3月までの期間の総売上は、前年同期比4.1% (±0.5%) 増でした。2025年1月から2025年2月までの変化率は、0.2% (±0.2%) 増から変更されていません*。
小売業の売上は、2025年2月比1.4% (±0.5%) 増、前年比4.6% (±0.5%) 増でした。自動車・部品販売店は前年比8.8%(±1.8%)増加し、無店舗小売業者は2024年3月比4.8%(±1.4%)増加した。
Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。
米小売売上高、2年ぶり大幅増-関税引き上げ前に自動車購入急増

3月の米小売売上高は、この2年余りで最も大きく増加した。自動車販売の急増が寄与した。自動車に対する関税が引き上げられる前に、消費者が購入を急いだことが示唆される。



トランプ大統領が完成車に25%の追加関税を賦課する前に、車の購入ラッシュが起きていたことが示唆された。5月3日までには自動車部品への関税措置発動も予定されている。
こうした措置に伴う製品価格へのコスト転嫁で自動車価格は大きく上昇する可能性があるが、トランプ氏は輸入自動車・部品に対する関税一時免除の可能性を検討しているとも明らかにしている。
関連記事:トランプ氏、自動車への関税一時免除を検討-国内生産整備へ猶予
3月の小売売上高統計では、自動車が2年ぶりの大幅増となったが、その他も総じて拡大。13分野のうち11分野で増えた。建設資材やスポーツ用品、電子機器の伸びも目立った。こうした製品に関しても、上乗せ関税の発動を前に消費者が購入を急いだ様子が示唆される。
国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建設資材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高(コントロールグループ)は0.4%増加となった。
関税を支払うのは輸入する企業だが、そうしたコストの少なくとも一部は、数カ月のずれはあったとしても、いずれは最終製品に転嫁される。
小売売上高統計はインフレ調整をしていないため、この先のデータは関税の影響でゆがめられる可能性がある。数字が増加しても、販売活動の活発化というより価格上昇を反映したに過ぎないかもしれないためだ。
ブルームバーグ・エコノミクスのエステル・オウ、イライザ・ウィンガー両氏は「3月のデータは、関税が引き起こした駆け込み購入と飲食店の回復という両方の影響を示している。飲食店は今年の早い段階では低調だった。ただ、他の分野の支出も引き続き抑制されている。関税を巡る不確実性が高い中、消費者の慎重姿勢を示している」と分析した。
この統計で唯一サービス分野に分類される飲食店は1.8%増え、2023年1月以来の大幅増となった。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
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