6 FEB. 2025 経済 NEWS
日本銀行は金利を上げる為の地ならしを行っています。
1月に日本の金利を0.5%に上げたばかりです。
日本銀行は田村直樹審議委員を使って6日、政策金利を2025年度後半には少なくとも1%程度まで引き上げることが必要との見解を長野県金融経済懇談会で発言しました。
中立金利について「最低でも1%程度」と指摘。その上で「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが、物価上振れリスクを抑え、 物価安定の目標を持続的・安定的に達成する上で必要だ」と発言しています。
これで1回、市場の反応を見ようという考えでしょうか?
案の定、ドル円の為替レートは円高に振れました。


たった2日間で3円も円高に進みました。
上はドル円のFX,日足チャートです。
現在152円近辺です。
赤色の線、200日移動平均線に達しました。
この線を割り込むと一気に150円を割って145円近辺まで円高が進みそうです。
こうなってくると輸出企業の業績が下振れになります。
日本企業は本当に利上げに耐えられるのでしょうか?
というか、何故、日銀は景気を壊しに行くのでしょうか?
Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。
日銀利上げ、25年度後半に少なくとも1%程度まで必要-田村委員
日本銀行の田村直樹審議委員は6日、政策金利を2025年度後半には少なくとも1%程度まで引き上げることが必要との見解を示した。長野県金融経済懇談会で講演した。
田村氏は、経済・物価に対して中立的な水準である名目の中立金利について「最低でも1%程度」と指摘。その上で「2025年度後半には少なくとも1%程度まで短期金利を引き上げておくことが、物価上振れリスクを抑え、 物価安定の目標を持続的・安定的に達成する上で必要だ」と語った。
政策金利を0.75%に引き上げたとしても「実質金利は大幅マイナスであり、経済を引き締める水準にはまだ距離がある」と説明。こうした考え方の下、「次の利上げ、政策金利を0.75%まで引き上げるタイミングについても、適切に判断してまいりたい」と述べた。
日銀は1月に昨年7月以来の利上げで政策金利を17年ぶりの0.5%程度とし、経済・物価が見通し通りに推移すれば利上げで金融緩和度合いを調整していく方針を維持した。田村氏は昨年12月会合で利上げを提案するなど政策委員9人の中で最もタカ派に位置付けられており、今回の講演でも政策正常化の継続に強い意欲を示した。
田村氏の発言を受けて外国為替市場の円相場は対ドルで上昇。一時1ドル=151円82銭と昨年12月12日以来の高値を更新した。債券市場では先物が上げ幅を縮めた。

ブルームバーグが1月の金融政策決定会合での利上げ後に実施したエコノミスト調査では、追加利上げ時期について最多の56%が7月の金融政策決定会合を挙げた。最高到達点(ターミナルレート)の予想中央値は1%だった。
田村氏は昨年9月の講演で、日銀が経済・物価情勢の展望(展望リポート)で示した2026年度までの見通し期間の後半には少なくとも1%程度まで利上げする必要があると主張。12月会合では政策維持に唯一反対し、経済・物価が見通しに沿って推移する中、物価上振れリスクが膨らんでいるとして0.5%程度への利上げを提案した。
また日本銀行が日本経済を壊しに行きます。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
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