2023 11月29日 経済NEWS

投資

中国の銀行、融資焦げ付きや人員削減の恐れ-当局の不動産支援強化で

by Bloomerg

  • 工商銀など11行、13.2兆円の追加引当金必要も-不動産向け不良債権
  • すでに利ざや縮小の銀行、業績目標引き下げや人員削減を検討

中国当局は国内不動産企業が財務面で苦境に陥っていることを受け、本土銀行大手を通じた資金繰り支援を強化しているが、銀行業界にとってはさらなる難題を抱える形となっている。

  すでに不良債権の急増や過去最低水準の預貸利ざやに苦しむ中国工商銀行など金融機関は、不動産開発企業への無担保融資の提供を初めて求められる可能性がある。こうした企業はそもそも債務不履行の状況だったり、破綻の瀬戸際に追い込まれたりしているところも多い。

銀行がライフラインの提供を余儀なくされた場合、すでに厳しい見通しがさらに悪くなる恐れもある。ブルームバーグ・インテリジェンスによると、工商銀など主要11銀行は2024年に不動産の不良債権でさらに引当金890億ドル(約13兆2000億円)、来年見込まれる引き当て前利益で21%相当を積まなければならなくなる可能性がある。

  銀行側は選択肢として業績目標の引き下げや人員削減を検討していると、少なくとも十数人のバンカーが明かした。行内の問題だとして匿名を条件に話した。

中国人民銀総裁、経済変革は「長く困難」-健全で持続可能な成長模索

by Bloomberg

中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は28日、同国が不動産やインフラから新たな経済活動の原動力へと移行している中で、短期的には成長の減速に対して寛容であることを強調した。

  香港で行われた会合で潘氏は、再生可能エネルギーなどの成長分野を挙げ、2024年以降も経済が「健全で持続可能な成長」を享受できることを確信していると述べた。同氏はまた、不動産や地方政府の債務問題に関連するリスクに対する懸念をそれほど重要視はしなかった。

 香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)、国際決済銀行(BIS)が共催した同会合で潘総裁は、「インフラや不動産に大きく依存する従来のモデルは、より高い成長をもたらすかもしれないが構造調整を遅らせ、成長の持続可能性を損なうことになる」と述べた。

  同総裁は「今続いている経済変革は、長く困難な道のりだろう。しかし、われわれが歩むべき道だ」と語った。

この記事の考察

中国の表の銀行、しかも不動産関連だけで、工商銀など11行、13.2兆円の追加引当金必要だそうです。

シャドーバンクを入れたらこの10倍以上の金額になるでしょう。中国経済は一度破綻しなとダメです。

ただ、これが世界経済にどれだけの大恐慌をもたらすのか計り知れない。でもこの道を通る以外に道はない。

ロシアがウクライナに侵攻して世界経済から排除された。

中国も同じく世界経済から排除しないと米欧と日本の生きる道は無いでしょう。

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