2023 11月2日経済NEWS

投資

ガンドラック氏、リセッション入りなら米当局は行動する可能性残した

by Bloomberg

ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏はCNBCに対し、米連邦公開市場委員会(FOMC)がフェデラルファンド(FF)金利誘導目標の据え置きを決めたことで、リセッション(景気後退)入りした場合に当局が行動するためドアを「広く開けた」状態にしたとの認識を示した。

  ガンドラック氏は「『より高くより長く』というコンセプトには本当に暗い弱点があり、それが過去6-8週間の債券市場に影響を及ぼしたと思う」とコメント。「この金利負担は、極めて迅速に明白になりつつある。市場が立ち向かわなければならないことの一つは、今の金利と赤字をこれ以上持続することはできないということだ」と述べた。

  ガンドラック氏は「私の予想通り景気が後退すれば、FOMCは0.5ポイントの利下げではなく、2ポイントの利下げに踏み切るだろう」と語った。

【米国市況】株続伸、FOMC受け市場に安心感-国債利回り低下

by Bloomberg

  • 円は1ドル=150円台後半に反発、円安けん制発言で介入警戒感も
  • 米財務省、四半期入札の規模拡大ペースを鈍化-市場予想も下回る

米株式市場ではS&P500種株価指数が3営業日続伸。 米連邦公開市場委員会(FOMC)は前会合に続き主要政策金利を22年ぶり高水準で据え置くことを決定した。会合後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け、市場では事前に考えられたような「タカ派的見送り」ではないとの受け止め方が広がった。

この記事の考察

FOMCが11月に金利を上げなかったのは予想されていた。これを受けて、長期金利が下落傾向にある。

過去のリセッションRecession入りは長短金利差の逆イールドが解消されて半年から1年半後に起こっている。

現在はまだ、短債の金利周りのほうが高い。ただ10年債と2年債の差は0.21%まで縮まってきた。

↓下は赤のラインが10年債利回りー2年債利回り。青のラインがCPI。灰色がリセッションRecession局面である。

また、FFレートが高止まりして下がり始めたタイミングで起こっている。

現在は高止まりが始まったばかりである。

↓下は赤のラインがFFレート。青のラインがCPI。灰色の範囲がリセッション Recession局面である。

今回は0.75%の利上げを4回連続で行う等、過去に例のない上昇率をやってしまった。この反動がどうゆう形で現れるか誰にも分からない。

ただ、今回だけはソフトランディングできるといった風潮が流れ初めているが、これが広まってくれば危ない状態になってくる。

どこが意図して経済を潰しに行っているのか? 黒 岩

Great Reset

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