2023 9月27日 経済NEWS

投資

債券トレーダー、米国債の一段の下落恐れる-ヘッジコストが急上昇

by Bloomberg

債券トレーダーは、最近の米国債の下落がまだ続くのではないかと恐れている。

  オプション市場では、特に長期の米国債の利回り上昇に対してヘッジするコストが急上昇し、昨年9月以来の水準に達した。

10年債利回りが10月末までに4.85%以上に上昇するリスクをヘッジするオプションの需要が高まっている。現在の利回りは約4.55%。また、JPモルガン・チェースの最新の米国債顧客調査によると、ショートポジションは過去5週間で最高水準となっている。先物のポジショニングデータは、ヘッジファンドがショートポジションを拡大し、資産運用会社がロングポジションを縮小したことを示した。

こうした動きは、米連邦準備制度の当局者が先週、2024年になっても金利を高止まりさせる可能性が高いと示唆して以来、米国債に対する弱気が強まっていることを反映している。トレーダーが予想を修正する中で利回りは上昇した。

  期間の長い米国債先物の下落に対しヘッジするためのプレミアムのスキューは25日の取引終了時までに250ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)に拡大した。30年債利回りが一時4.69%に達したことを受けたもので、先週の低水準からは約30bpの上昇となった。

商品先物取引委員会(CFTC)の19日までのデータによると、資産運用会社は10年債先物のロングポジションを約3万9000枚減らし、ヘッジファンドは10年債先物のショートポジションを約6万8000枚増やした。担保付翌日物調達金利(SOFR)先物ではヘッジファンドがネットロングを過去最高に積み増した。

この記事の考察

米10年国債の利回りが急上昇しています。9月27日に4.5%を突破しました。しかし、2年ものの国債利回りが5.05%であることを考えると、まだ逆イールドは深いです。

FFレートのターミナルレートが5.5~6.0%であることを想定すれば10年債利回りはまだまだこれから上昇していくと思います。つまり、債権価格は下落していきます。

by Bloomberg

上↑はTLTの週足チャートです。現在の価格は2011年の2月以来の安値です。
このTLTの価格をみても債券投資家が国債を売りに出しているのが分かります。

上↑は米10年債利回りの推移です。2007年8月以来の高さです。

この翌年にリーマンショックが起きました。

逆張りの人はここから買っていくのもありでしょう。

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