22 JAN.2025 経済 NEWS
トランプ大統領が中国への関税をとりあえず10%追加すると考えています。
トランプ米大統領は21日、中国から合成オピオイドの一種フェンタニルが流入していることへの報復として、同国からの全ての輸入品に対する10%の関税賦課を引き続き検討していると語っています。
中国はこれに対して報復関税を課すと言っています。
米ドルが世界の基軸通貨であることを守りたいアメリカ。
それに対してその覇権を奪いたい中国との経済戦争が激化していきます。
トランプ大統領は就任前には中国に対して60%の関税を追加すると投稿していました。
これの第1歩目として10%を示唆してきました。
中国の経済は現在でも、非常に悪化しています。
日本も他人事ではありません。
対米の輸出品に関税がかけられるのは間違いありません。
また、在日米軍の経費の負担増を言ってくるのは間違いありません。
Bloomberでは以下のようなニュースが出ています。
トランプ大統領、中国への10%関税を検討していると重ねて表明
トランプ米大統領は21日、中国から合成オピオイドの一種フェンタニルが流入していることへの報復として、同国からの全ての輸入品に対する10%の関税賦課を引き続き検討していると語った。
トランプ氏は2期目就任初日の20日、かねて表明していた対中関税を発表しなかったものの、21日の同氏の発言は同国が米国による関税賦課を逃れられない可能性を示唆した形だ。
トランプ氏はホワイトハウスのイベントで記者団に対し、中国からメキシコとカナダにフェンタニルが送られている事実に基づき、「中国への10%の関税について協議している」と話した。
また、トランプ氏は就任前の17日に行った中国の習近平国家主席との電話会談に関し、「関税に関してあまり話さなかった」とも述べた。
さらに、政権1期目に中国に大幅な関税を賦課して多額の関税収入を受け取ったとし、「私が大統領になるまで、中国は米国に10セントも支払うことがなかった」とコメントした。
トランプ氏の発言を受けて米ドルは他の主要通貨に対し上昇。ニュージーランド・ドルやオーストラリア・ドルが下落を主導し、円やオフショア人民元も下げた。
昨年の米大統領選でトランプ氏は、全ての国・地域からの輸入品に対する一律関税や最高60%の対中関税を公約。当選後には10%の対中追加関税やメキシコとカナダからの輸入品への25%の関税賦課の方針を表明していた。
トランプ氏は20日には、フェンタニルと不法移民がカナダから流入しているとして、メキシコとカナダからの輸入品に25%の関税を2月1日までに賦課することを計画していると述べる一方、中国に対する関税を就任後直ちに発表することはなかった。
大統領はその代わりに、政権として世界における不公正貿易慣行に対処するとともに、中国政府がトランプ政権1期目に合意した第1段階の貿易合意を順守したかどうか調査するよう命じていた。
中国の丁薛祥副首相は21日、スイスのダボスで開催の世界経済フォーラム(WEF)で、同国として「貿易黒字を求めているのではない」とし、輸入を拡大する方針を表明した。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
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