25 JUL. 2024 経済NEWS
日本円が全通貨に対して円高方向にシフトしている。
流れが変わったのはこの時からである。
アメリカの時間7月11日、日本時間の7月12日にアメリカのCPIが発表された、と同時に日銀の為替介入があった。
この時、ドル円の為替レートが一気に161円台から158円台になった。
ここから流れが一気に円高方向にトレンドが変わった。
これまでは世界の為替トレーダーVS日本銀行という構図であり、日本銀行はなめられている、と報じられてきた。
私もそういう考えだった。
しかし、ここからの2週間でトレンドが一気に変わった。今度は急激な円高である。
為替トレーダー達は、損切りをして今度は円高のポジションをとったようである。
為替トレーダー達は儲けがでれば良い。
為替トレーダーVS日本銀行というニュースが流れこれが主流のように浸透した。
今度はこれを利用して、反対方向にかけるタイミングを見計らっていた。
それが、7月11日のCPI発表と日銀の為替介入であった。
被害者はこれを信じた、個人投資家のFXトレーダーであろう。
株価もこの日を起点にして下がり続けている。
↑はNASDAQ100である。
既にマイナス6.85%である。
まだピンク色の線、100日移動平均には達していない。
↑は日経平均225である。こちらはピンク色の線100日移動平均を下に抜けた。
日経平均225の下落率はマイナス9.64%である。
円高の影響もあってNASUDAQ100よりも下落率が大きい。
ここでも個人投資家、一般投資家はかなりの損失をくらっていいるはずである。
たった2週間で10%の資産を失った事になる。
恐怖指数VIX S&P500の恐怖指数が18を超えてきた。
恐怖指数VXN NASUDAQが23を超えてきた。
注目して欲しいのはこの恐怖指数の上昇率である。両方とも3%を超えている。
つまり、変動率ボラティリティが大きくなること、下落率が大きくなる事を示している。
恐怖指数 日経VIは21.9となっている。こちらも変動率、ボラティリティが大きくなることを示している。
日経平均一時3万8000円割れ
by Bloomberg
25日の東京株式相場は大幅安となり、日経平均株価は心理的節目の3万8000円を一時下回った。前日の米国でアルファベットやテスラといった決算銘柄や大型テクノロジー株が売られたことや、急速な円高が懸念された。電機や機械など輸出関連や金融株の下げが目立つ。
ソフトバンクグループや東京エレクトロン、ディスコなど半導体関連が大きく下げ、決算が失望されたルネサスエレクトロニクスは急落。日経平均は一時3.05%下落して6月17日以来の3万8000円割れとなった。11日の終値ベースの年初来高値からの下落率が10%を超え、調整局面入りの水準に達しつつある。
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