アメリカ 雇用統計
6月7日、BLSより5月分の雇用統計が発表されました。
予想値、18万人増加に対して結果は27.2万人増加となりました。
生データは以下の通りです。
Payroll employment increases by 272,000 in May; unemployment rate changes little at 4.0%
Total nonfarm payroll employment increased by 272,000 in May, and the unemployment rate changed little at 4.0 percent. Employment continued to trend up in several industries, led by health care; government; leisure and hospitality; and professional, scientific, and technical services.
Establishment dataというのは企業に電話して聞き取り調査をしたデータです。
ダブルカウント、トリプルカウントされている可能性が高いです。
正規雇用者(Full-time)はー62.5万人です。減っています。
パートタイム労働者数は+28.6万人です。増えています。
二つ以上仕事をしている人達(MUTIPLE JOBHOLDERS)は+1.6万人でした。
平均時給は$34.91=X155円=5411円でした。
日本人の平均時給は1000円以下です。
発表された数字はこの高金利5.5%でもアメリカの経済は好調であることを示しています。
本当はあめり、FRBにとって都合の良い数字が発表されています。
これを受けて市場はFレートが高いまま維持されると捉えています。株価は下落で反応しました。
アメリカ国債利回りは上昇で反応しました。
逆イールド、10年債利回り-2年債利回りはまたマイナス幅が広がる方向にあります。
CMEのFedWatchツールでは6月、7月のFOMCで金利の引き下げが無いと予想する数字が90%を超えています。
9月でも49.5%となりました。
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NEW GREAT RESET
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