7 JUN. 2024 経済NEWS

投資

ECB、金融緩和を米英に先駆け開始-追加利下げ見通しは示さず

by Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)は6日、中銀預金金利を3.75%に引き下げると発表した。数カ月前から予告していた通り金融緩和を開始したが、その後の追加利下げの可能性には触れなかった。

  ECBは政策金利を9カ月にわたり4%で維持してきたが、インフレ見通しが「著しく」改善したと判断。利下げは市場で予想されていた通りだった。

  声明では「政策委員会は引き続き、データに依存し、会合ごとに適切な景気抑制の水準と期間を決定するアプローチを取る」と説明。「特定の金利の道筋をあらかじめ約束はしない」と表明した。

  ECBは今年と来年のインフレ予測を引き上げた。政策と同時に発表された四半期ごとの見通しによると、2025年のインフレ率を平均2.2%と予想。今年の成長率見通しは従来の0.6%から0.9%に引き上げた。

ECBは米連邦準備制度理事会(FRB)やイングランド銀行(英中銀)に先駆けて金融緩和に踏み切った。

この記事の考察

ECBが0.25%の利下げを行った。ECBの政策金利は元々は4%、アメリカのFFレートは5.25%なので、そもそも、ECBは政策金利が低かった。

これで、ECBとFRBの金利差が広がる事になる。

米ドル、ユーロのお金の流れが大きくなる可能性がある。

円は日銀が利上げの方向なので、ここの金利差は縮まる事になる。

世界の主要国の中央銀行の流れは利下げである。インフレ鈍化が視野に入ってきている。

だが、アメリカ政府、FRBの本音は利下げをしたくない。
米ドルを輸出したい。
米ドルを世界の基軸通貨であることを保っていたい。

全ては誰かの利益のために

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