13 NOV.2024 経済 NEWS
予期せぬトランプの勝利によって世界の通貨が米ドルに集中しています。
トランプトレードの始まりです。
ドル円の為替レートは155円を突破しました。
これで日銀の植田総裁は12月に利上げする大義がととのいました。
米国債は売られ利回りが上昇しています。
逆に張るなら今が米国債の買い時です。
米ドルは€ユーロに対しても高くなってきました。
ドイツをはじめ欧州の経済はスタグフレーションに入っています。
Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。
円が1ドル=155円台に下落、トランプトレードによるドル高続く
13日の東京外国為替市場で円相場は約3カ月半ぶりに1ドル=155円台に下落。米大統領選挙でトランプ前大統領が勝利し、日米金利差が拡大していくとの見方からドル高・円安が続いている。心理的節目を下回ったことで、日本の通貨当局による円安けん制や為替介入への警戒が強まりやすい。
円は対ドルで一時前営業日比0.3%安の155円13銭と、7月30日以来の安値を付けた。市場でトランプ次期大統領が掲げる拡張的な財政政策や関税引き上げ、移民制限などがインフレ再燃につながり、米金融当局の利下げが困難になるとみられている。米10年国債利回りは4.45%程度で推移している。
ユーロは対ドルで等価に向かう、少なくとも10行が予想を下方修正
通貨ストラテジストらは米大統領選の結果を受けてユーロ相場の見通しを相次いで撤回し、対ドルでパリティ(等価)に向かって下落すると新たに予想し始めている。
バークレイズとINGグループ、ノムラインターナショナルなど少なくとも10行が過去1週間にユーロ相場予想を下方修正した。多くの銀行が見通しを引き上げていたここ数カ月の流れが逆回転した形だ。ピクテ・ウェルス・マネジメントなどは等価を予測するが、ドイツ銀行はユーロに一層の下落リスクがあると見る。オプション取引では、トランプ次期米大統領就任後を見据え、ユーロ安を見込む賭けが人気化している。
為替市場の情勢変化は、トランプ氏が来年ホワイトハウスに返り咲けば世界貿易の制限が経済政策の主な柱になるとの観測を受けたものだ。関税賦課による欧州輸出産業への打撃が見込まれる上、域内主要圏で政治的不確実性も高まる中で投資家はユーロ売りに動いている。トランプ氏の大統領選勝利以降、ユーロはすでに3%近く値下がりし、今年の最安値に近づいている。
「ユーロにとって考えられる最悪のシナリオだ」と言うのはTDセキュリティーズの外国為替・新興国戦略部門グローバル責任者マーク・マコーミック氏。同氏は来年1月にトランプ氏が就任するまでに1ユーロ=1.03ドルまで下落すると予想し、その後は等価が「視野に入るのは間違いない」と付け加えた。
賭け市場でトランプ氏勝利が予想されていたため、先月の段階で既に市場センチメントはユーロ安方向に傾いていた。だが、共和党がホワイトハウスと上下両院を全て掌握する大勝利に近づいていることは、トランプ氏の関税政策が実施される公算が大きいことを意味する。同党のイメージカラーの赤を念頭に置いた「レッドウエーブ・シナリオ」は、ユーロの対ドル等価のリスクを高めるとマコーミック氏は述べた。
ユーロが大きな打撃を受けると見る人は他にもいる。みずほインターナショナルは来年3月までに1.01ドルに下落すると予想。INGは2026年初頭までにその水準を付けるとし、以前の1.10ドル予想から大幅な下方修正を行った。
ブルームバーグが追跡しているアナリストの予測では、来年のユーロ相場予想中央値は1.08ドルで、米大統領選前の1.13ドルから大幅に低下している。
オプション市場もユーロ先安観を示唆している。米証券保管振替機構(DTCC)のデータによると、ユーロが来年1ドルに下落することを見込むバニラオプションに先月、約20億ユーロ(約3300億円)が賭けられた。
米商品先物取引委員会(CFTC)の最新データによると、先週の大統領選投票日を前に、ヘッジファンドやその他のレバレッジ投資家によるユーロ安を見込むオプション取引は約3年ぶりの高水準に達していたが、その後もポジションは膨らんでいる可能性が高い。
原題
このニュースの考察
上はユーロドルのCFD,FXの週足チャートです。
2年前はユーロドルは等価どころか、0.97を下回っていました。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
只今、無収入で記事を書いています。サポートしていただける方は↓下のボタンからお願い致します。
コメント