11 OCT. 2024 経済 NEWS2
日本時間の21:30にアメリカのCPI9月,がアメリカ労働局BLSより発表されました。
生データです。
Consumer Price Index Summary
Transmission of material in this release is embargoed until 8:30 a.m. (ET) Thursday, October 10, 2024 USDL-24-2101 Technical information: (202) 691-7000 * cpi_info@bls.gov * www.bls.gov/cpi Media contact: (202) 691-5902 * PressOffice@bls.gov CONSUMER PRICE INDEX - SEPTEMBER 2024 The Consumer Price Index for All Urban Consumers (CPI-U) increased 0.2 percent on a seasonally adjusted basis, the same increase as in August and July, the U.S. Bureau of Labor Statistics reported today. Over the last 12 months, the all items index increased 2.4 percent before seasonal adjustment. The index for shelter rose 0.2 percent in September, and the index for food increased 0.4 percent. Together, these two indexes contributed over 75 percent of the monthly all items increase. The food at home index increased 0.4 percent in September and the food away from home index rose 0.3 percent over the month. The energy index fell 1.9 percent over the month, after declining 0.8 percent the preceding month. The index for all items less food and energy rose 0.3 percent in September, as it did the preceding month. Indexes which increased in September include shelter, motor vehicle insurance, medical care, apparel, and airline fares. The indexes for recreation and communication were among those that decreased over the month. The all items index rose 2.4 percent for the 12 months ending September, the smallest 12-month increase since February 2021. The all items less food and energy index rose 3.3 percent over the last 12 months. The energy index decreased 6.8 percent for the 12 months ending September. The food index increased 2.3 percent over the last year.
All items 総合CPIは前年同月比プラス2.4%、前月比プラス0.2%でした。
Gasoline (all types)、エネルギー価格、ガソリンの価格の下落が大きいです。
前年同月比マイナス15.3%、先月比マイナス4.1%でした。
All items less food and energy コアCPI,食品とエネルギー価格(主にガソリン)を除いたCPIは前年同月比プラス3.2%,前月比プラス0.3%でした。
Used cars and trucks中古車価格は前年同月比マイナス5.1%、先月比プラス0.3%でした。
下落幅が大きいです。
Shelter家賃価格は前年同月比プラス4.9%、先月比プラス0.2%でした。
ここはまだインフレ率が高いです。
9月のCPIは予想値2.3%に対して結果、2.4%、
エネルギーと食料品を除いたコアCPIは予想値3.2%に対して結果3.3%でした。
いずれも予想値よりも高い結果となりました。
また、新規失業保険申請件数が予想値23.0万人に対して結果、25.8万人となり悪いニュースとなりました。
株価は少しの下落でした。
Bloombergでは次のようなニュースが出ています。
米CPI、9月は予想を上回る伸び-インフレ鈍化の流れ休止
9月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を上回る伸びとなった。物価上昇圧力はこのところ低下傾向にあったが、今回はその動きがいったん止まった。
ブルームバーグの算出によると、コア指数は過去3カ月の年率では3.1%上昇と、5月以来の大きな伸びとなった。
一方、総合CPIの前年比の伸びは市場予想ほどは鈍化しなかったが、なお2021年序盤以来の低い伸び。エネルギー価格の下落が主な要因だった。
9月は住宅関連と食品が前月比上昇率の75%余りを占めた。低下基調にあった財の価格も上昇した。
4日に発表された9月雇用統計が市場予想を上回る強さを示したことと合わせ、今回のCPIは11月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げを巡る議論を一段と活発化させる公算が大きい。市場関係者からは小幅な利下げもしくは据え置きとの予想が聞かれる。
フィッチ・レーティングスの米経済調査担当責任者、オル・ソノラ氏は「インフレは沈静化しつつあるが、収束してはいない」と指摘。「予想外に強かった9月雇用統計に続く今回の指標を受け、米金融当局は緩和サイクルのペースについて慎重姿勢を維持するだろう。11月は依然として0.25ポイントの利下げが行われる可能性が高いが、12月については利下げを当然視すべきではない」と述べた。
【米国市況】株下落、円は対ドルで上昇-FRBの次の一手に不透明感
by Bloomberg
10日の米株式相場は下落。9月消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなった一方、別の統計では労働市場の減速が示され、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げを巡る議論が一段と活発化した。
この日発表された各データは、ウォール街では衝撃的とは受け止められなかった。ただ、リセッション(景気後退)を引き起こすことなくインフレ率を目標の2%に戻すという米金融当局の課題を浮き彫りにした。9月に0.5ポイントの大幅利下げに踏み切ったFOMCが、11月は0.25ポイントの利下げにとどめるか、もしくは金利を据え置くとの議論が浮上している。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁、シカゴ連銀のグールズビー総裁、リッチモンド連銀のバーキン総裁の3人はこの日、予想を上回るCPIの発表後もインフレ状況の進展について楽観的な見方を示し、利下げ継続の姿勢を示唆した。一方でアトランタ連銀のボスティック総裁はウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで、11月の会合では経済見通し次第で政策金利の据え置きにもオープンだと述べた。
CPI統計では、食品とエネルギーを除くコアCPIが前月比0.3%上昇し、前年同月比では3.3%の上昇となった。一方で先週の新規失業保険申請件数は2023年8月以来およそ1年ぶりの高水準となった。
主な項目
9月は食品とエネルギー商品を除く財のコア価格が前月比で上昇。同価格が上昇したのは23年6月以降ではわずか2回目。新車と中古車、衣料品や家具の値上がりが影響した。食品価格の伸びは1月以来の大きさとなった。特に卵や生鮮果物の値段が上がった。
サービス項目では自動車保険や医療費、航空運賃の上昇が目立った。スポーツイベントのチケット代は10.9%の大幅上昇。フットボールシーズンの開幕を一部反映している。
サービス分野で最大部分を占める住居費は0.2%上昇。8月の0.5%上昇からは大きく減速した。持ち家のある人がその家を賃貸する場合の想定家賃である帰属家賃(OER)は0.3%上昇で、同じく前月から鈍化した。ホテル宿泊費は低下した。
ブルームバーグ・エコノミクスのアナ・ウォン、スチュアート・ポール両氏は「コアCPIは上振れたが、今回の統計はインフレが鈍化傾向にあるというFOMCの見解に変更を迫るものではない。11月6、7両日の次回会合で25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利下げをわれわれは見込む」と述べた。
ブルームバーグの算出によると、住宅とエネルギーを除いたサービス価格は0.4%上昇し、4月以来の大幅上昇。伸びは3カ月連続で加速し、23年序盤以来で最長となった。
米金融当局は賃金の伸びにも注目している。別の統計によれば、9月の実質平均時給は前年同月比で1.5%上昇と、23年6月以来の大幅な伸びとなった。
このニュースの考察
9月のCPIが予想値よりも高い結果となったことでまたインフレ再燃のリスクが出ています。
これで11月のFOMCで利下げができないという考えが出てきました。
更に次の10月の経済指標の結果次第では12月でも利下げがない、又は0.25%になるという予想も出てきました。
これは9月の0.5%の利下げが大きすぎたという、批判に繋がっていきます。
雇用統計、9月では失業率が4.1%と下がっていました。
しかし、新規失業保険申請件数が予想値よりも高い結果となった事が嫌気されています。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
全ては誰かの利益のために
NEW GREAT RESET
只今、無収入で記事を書いています。サポートしていただける方は↓下のボタンからお願い致します。
コメント