7 SEP. 重要経済指標 1
9月6日 日本時間21:30、アメリカ雇用統計がBLSより発表されました。
↑はSBI証券での発表の画面です。
非農業部門雇用者数8月は予想値16.5万人に対して結果14.2万人でした。
7月の速報値も8.9万人に下方修正されました。
非常に悪い数値です。
失業率は4.2%でした。7月よりも0.1%改善しました。これは良い数値です。
BLSの生データです。
Establishment dataとは企業に電話で問い合わせして聞いたデータです。
ダブルカウントがあります。
失業率は4.2%でした。
3ヶ月平均の非農業部門雇用者数の増加は11.6万人でした。
3ヶ月平均値が毎月減っています。
これは悪いトレンド(方向)です。
1週間の平均労働時間は34.3時間でした。
平均時給は35.21ドル、(日本円で5000円、35.21X143円)でした。
まだ伸び続けています。
Full-time 正規労働者数は133,246,000人でした。(1億3千3百24万6千人)でした。
先月比マイナス43.8万人でした。
これは非常に悪い数値です。
Part-timeパートタイム労働者数は28,256,000人でした。
先月比プラス52.7万人でした。
本当の生データです。
158650−158387=プラス26.3万人
これを受けてアメリカの市場は下げで反応しました。
S&P500は1.73%の下げです。
テック企業の多いNASDAQ100は2.69%の下げです。
特に半導体企業で構成されるPHL SOXは4.52%の暴落でした。
豆知識
PHL半導体(SOX)
フィラデルフィア半導体指数(フィラデルフィアはんどうたいしすう、英語: PHLX Semiconductor Sector Index)またはフィラデルフィア半導体株価指数は、アメリカ合衆国の株価指数。SOX指数とも呼ばれる。NASDAQ OMX PHLX(英語版)(旧・フィラデルフィア証券取引所)が算出、公表している[1]。
半導体の設計・製造・流通・販売を行う企業30社で構成される。1993年12月1日を基準日とし、その日の基準値を100として算出する時価総額加重平均型株価指数である[2]。
アメリカ合衆国の証券取引所に上場する企業で構成されるが、アメリカ合衆国の企業であることは要件ではない。一例として、2020年12月時点においては、TSMC (台湾積体電路製造)、ASML、NXPセミコンダクターズが構成銘柄に採用されている[2]。
IT産業の先行き景況感を示す代表的指数として世界的に参照されている[3]。
構成銘柄
- ASML (ASML)
- アドバンスト・マイクロ・デバイセズ (AMD)
- アナログ・デバイセズ (ADI)
- アプライド・マテリアルズ (AMAT)
- ブロードコム (AVGO)
- インテル (INTC)
- KLAコーポレーション (KLAC)(英語版)
- ラムリサーチ (LRCX)
- ラティスセミコンダクター (LSCC)
- マーベル・テクノロジー・グループ (MRVL)
- マイクロチップ・テクノロジー (MCHP)
- マイクロン・テクノロジ (MU)
- モノリシック・パワー・システムズ (MPWR)(英語版)
- NVIDIA (NVDA)
- NXPセミコンダクターズ (NXPI)
- オン・セミコンダクター (ON)
- クアルコム (QCOM)
- スカイワーク・ソリューションズ (SWKS)(英語版)
- TSMC (台湾積体電路製造) (TSM)
- テラダイン (TER)(英語版)
- テキサス・インスツルメンツ (TXN)
- ラムバス (RMBS)
- GlobalFoundries (GFS)
- Coherent Corp. (COHR)
- アムコアテクノロジー (AMKR)
- Entegris (ENTG)
- Allegro MicroSystems (ALGM)
- Axcelis Technologies (ACLS)
- Wolfspeed (WOLF)
- Qorvo (QRVO)
by Wikipedia
恐怖指数VIX,VXNは共に急上昇しています。
米国債利回りは若干の上昇でした。
2年債利回りー10年債利回りはプラス0.062%となり順イールドとなっています。
Bloombergでは次のようなニュースが出ています。
【米国市況】株下落、米雇用統計で景気懸念再燃-ドル一時141円78銭
by Bloomberg
6日の米株式相場は下落。S&P500種株価指数は週間ベースでは2023年3月以来の大幅安となった。8月雇用統計を受け、景気の冷え込みに対して米金融当局が後手に回っているのではないかとの懸念が再燃した。
米雇用者数の伸び、市場予想に届かず-利下げ幅巡る議論活発化へ
8月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の伸びが市場予想を下回り、6、7月分も下方修正された。予想される米金融当局の利下げがどの程度の幅になるかを巡って、議論が活発になりそうだ。
ここから誰かが、、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
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