投資の神様

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11 OCT. 2024 経済 NEWS

投資の神様がアメリカ株を売っています。
そして、円建て債権を発行して日本株を買おうとしています。

この流れは何のか?
昨日の記事、アメリカ経済は本当に堅調なのか?でも書きましたが、投資の神様は何を知っているのでしょうか?

Bloombergでは次のようなニュースが出ています。

米バークシャーが円債2818億円、2019年の初回債以来の大きさ

著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが10日、円建て債の発行条件を決めた。発行総額は2818億円で、2019年の初回債に次ぐ大きさとなった。

  主幹事によると、バークシャーは3年から30年の7年限で起債した。同社は4月にも円建て債を発行しており、24年の発行額は計5451億円と通年では過去最高となった。

アセットマネジメントOneの加藤晴康ファンドマネジャーは、年間でここまで調達できていることはバークシャーに対する投資家の安心感を示すと話す。日本の投資家の間で利回りがある債券への需要が強いことを体感するディールになったとも述べた。

  バークシャーの円建て債発行は株式市場の注目も集めている。バフェット氏は2月に公表した恒例の「株主への手紙」の中で、日本株の投資資金の大半は社債市場で調達していることを明らかにしているためだ。バークシャーが投資対象を商社から銀行、保険会社、海運会社などの他の株式に広げ、相場の上昇につながるとの期待も膨らむ。

関連記事:「バフェット物色」商社の次は金融株か、円債発行で銘柄探し始まる

  いちよしアセットマネジメントの秋野充成社長は日本株への影響について、「何を買うのか、バフェット氏の目にかなう銘柄があるか注目だ」と述べた。一方で「日本株のモメンタムは過ぎ、今すぐ買わないと置いていかれる状況ではない」とも指摘。日本株以外に投資する上でも円債での資金調達にはメリットがあると話した。

今回の円建て債は新発債の投資需要を試す指標になり得る。長期・超長期債のスプレッド(上乗せ金利)拡大は、日本の金利環境に対する投資家の警戒感を反映している。石破茂首相が先週、「追加利上げをする環境にあるとは思っていない」と発言し利上げ観測が後退。社債の発行利回りは国債利回りとスプレッドの合算で決まるため、大型案件の需要を喚起するにはスプレッド拡大が必要なことをバークシャー債が裏付けている。

発行スプレッドは、最も期間リスクが低い3年債を除くすべての年限で4月の前回債から拡大した。拡大幅は3-13ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)で、20年債と30年債の拡大幅が13bpで最大だった。

  アセットマネジメントOneの加藤氏は、3年で利率1%超という「キャッチーな案件」に1500億円を超える需要が集まったことを指摘し、今後は長い年限も含めて「もう少し満遍なく調達が広がると発行体として安定する」との見方を示した。

バークシャーは円債の定例発行体で、22年以降は年2回発行している。直近3年間に発行した一部年限のスプレッドは以下の通り:

このニュースの考察

現在、円建て債権は1.0~1.9%の利率で発行出来ます。

神様が発行する円建て債は利率をもう少し低く設定できるでしょう。

神様にとってはこの低利率が魅力的なのでしょう。
この低利率で円を調達して次は何を買うのか注目が集まっています。
ニュースでは金融株と出ています。

日本はこれから金利を上げます。
という事は銀行、保険会社の業績が良くなります。というシナリオでしょうか?

「バフェット物色」商社の次は金融株か、円債発行で銘柄探し始まる

米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイによる新たな円建て社債の発行計画が明らかになり、ウォーレン・バフェット氏の日本株への追加投資に注目が集まっている。市場ではすでに投資している商社株以外で金融株を新たに買うのではないかとの観測が浮上している。

  バークシャーは円建て無担保社債の発行に向け、BofAセキュリティーズとみずほを主幹事に起用した。バフェット氏は商社株投資の大部分を円債発行で賄っていると説明しており、新たな円債発行は同氏による日本株買い増しの合図とみられている。

  「投資の神様」と呼ばれるバフェット氏の5大商社株取得は、日本株に対する世界的な関心を高め、日経平均株価の史上最高値更新に寄与した。同氏の投資対象が商社以外のセクターにも広がれば、激しいボラティリティーに直面している日本株市場にとって追い風となる。

 「商社以外なら市場全体にインパクトが大きいだろう」。大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリスト兼テーマリサーチ担当はリポートで、そう指摘する。

  同氏は、商社株はバークシャーによる過去の起債前に東証株価指数(TOPIX)をアウトパフォームしていたが、今回突出して上昇した感じはないと指摘。保有比率の上限としている9.9%も近いため、別のセクターに注目している可能性があるとし、相場が急落した8月5日からの上昇率上位の中で保険や海運がバフェット氏の投資スタイルとイメージが合うと記した。

投資で勝ちたいなら神様のマネをすればいいと思います。

誰かが、またはある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

全ては誰かの利益のために

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