アップルに中国ユーザー離れのリスク、新型iPhone発表控え不吉な兆候
by Bloomberg
米アップルはスマートフォン「iPhone」の新型モデルを発表するとみられる重要イベントを数日後に控え、中国での危機を避けたい考えだ。
12日にアップルの本社から全世界に配信される予定の製品発表会は、同社最大の国外市場である中国での複数の論争が影を落とす恐れがある。中国では政府職員の間でiPhoneの使用禁止の動きが広がっているほか、中国の華為技術(ファーウェイ)が発売した新しい携帯電話が同国内での競争激化につながる。
しかし、アップルにとって最大の潜在的脅威は、もっと漠然としたものかもしれない。つまり、中国でナショナリズムが再燃し、消費者がiPhoneや他の外国ブランドの製品を敬遠するようになる可能性があることだ。
今の問題は、アップルが19年のような事態に再びに直面するかどうかだ。政府による禁止措置の拡大は不吉な兆候だ。政府機関や国有企業の職員が職場でiPhone使用を禁止されるケースが増えている。このニュースを受け、アップルの株価は2日続落し、時価総額は1900億ドル(約28兆円)が吹き飛んだ。
アップルの広報担当者はコメントを控えた。
この記事の考察
中国からアップルが締め出されることになれば、これが世界恐慌の引き金になる可能性は大きい。
GREAT RESET
ブラックのシナリオ通りに我々は動くのだろうか?それでもETFを買い続けていくしかないのだろうか?
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