2023 9月2日 経済NEWS

投資

8月の米雇用統計、18.7万人増-賃金鈍化、失業率3.8%に上昇

by Bloomberg &BLS

米国の非農業部門雇用者数は8月に堅調なペースで増加したが、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の底堅さと鈍化の両方を示す強弱まちまちの内容となった。

労働市場は今年、米経済を支え、少なくとも短期的にはリセッション(景気後退)を回避する一助となっている可能性がある。ここ数カ月、求人件数と賃金上昇率はともに後退しているものの、雇用と所得は個人消費を後押しするほど堅調だ。

  とはいえ、今回の雇用統計では、前月までの雇用が従来発表ほど好調ではなかったことが示された。6月と7月の雇用者数は11万人下方修正された。労働統計局が8月23日に発表した年次ベンチマーク改定の速報値によれば、3月までの1年間の雇用者増は30万6000人下方修正されそうなことも明らかになっている。

この記事の考察

この雇用統計の数字を良いとみるか、悪いとみるか。
私は悪いとみます。それは、「6月と7月の雇用者数は11万人下方修正された」、と「6月と7月の雇用者数は11万人下方修正された」の2点です。

下方修正が相次いでいる点です。これは明らかにアメリカの経済は悪い方向に向かっていると感じます。

また下↓の数字を見てください。

by BLS

これはフルタイム(正規労働者)とパートタイム労働者の推移です。

正規労働者は6月から減少しています。一方、パートタイム労働者は増加傾向です。

この数字からもアメリカの経済は悪い方向に向かっていると感じます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました