雇用統計 年次改定 マイナス91.1万人

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10 SEP. 2025 経済NEWS

9日、アメリカ雇用統計の年次改定2025 3月がBLSより発表されました。
これは2024 2月から1年間の改定値です。

結果はマイナス91.1万人と驚くべき数字でした。速報値では約180万人増だったのでその半分以上が吹き飛んだことになります。

速報値が何も意味が無い事がまた浮き彫りになりました。

生データです。

最新雇用統計(CES)の全国ベンチマーク改訂の予備推定値
2025年3月の非農業部門雇用者総数は-911,000人(-0.6%)になると米国労働統計局は発表した。
本日発表された統計。過去10年間の年次ベンチマーク改訂は、
非農業部門雇用者総数の平均0.2%。通常の慣行に従い、最終的な
ベンチマークの改訂は2026年2月に発行され、2026年1月の発行と合わせて発行される。
雇用情勢に関するニュースリリース。

毎年、CESの雇用推計は、以下の包括的な雇用数と比較されます。
四半期ごとの雇用・賃金統計(QCEW)。これらのデータは主に州政府から提供されたものです。
ほぼすべての雇用主が州に提出する必要がある失業保険(UI)税記録
労働力派遣会社。

予備的なベンチマーク改訂は、独立して導出された2つの
雇用統計はそれぞれ独自の誤差要因を伴うため、予備的な指標として役立つ。
2024年3月から2025年3月までのCES雇用推計における総誤差。予備調査では、
これは包括的ではなく、QCEWデータの更新の影響を受けるが、主要な
雇用成長の過大評価に寄与する要因は、おそらく2つの要因、すなわち対応策の結果である。
誤差と無回答誤差。まず、企業はQCEWに実際よりも少ない雇用を報告した。
CES調査に回答した企業(回答エラー)。次に、CES調査に選ばれた企業は
回答しなかった企業は、QCEWに回答した企業よりも少ない雇用を報告した。
CES調査(無回答誤差)。他の誤差の推定値、例えば、
純出生死亡モデルは現時点では利用できません。純出生死亡モデルがどのように機能するかに関する情報は
予測は歴史的にベンチマークの修正を減らしており、CES出生死亡モデルで利用可能である。
よくある質問のページの質問 10、www.bls.gov/web/empsit/cesbdqa.htm。

表1の暫定的なベンチマーク改定は、主要項目について2025年3月分のみ計算されている。
産業セクター。通常の場合と同様に、多くの個別の産業シリーズは、より大きな
全体の非農業部門の系列よりもパーセンテージ修正率が低いのは、主に統計的標本誤差によるものである。
集約レベルよりも詳細レベルでは大きくなります。

公式事業所調査の推定値は、この暫定的なベンチマーク改訂に基づいて更新されません。
最終的なベンチマークの改訂は、
2026年2月の2026年1月の雇用情勢に関するニュースリリース。


___________
最終的なベンチマーク改訂は2026年2月に発表され、2026年1月の雇用統計とともに発表される。
状況ニュースリリース。

Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。

米雇用者は過去最大の下方修正へ、年91万1000人-年次改定の推計

米雇用者数の伸びは2025年3月までの1年間、従来の発表値よりはるかに低いものだった可能性が高い。9日に発表された年次ベンチマーク(基準)改定の推計値で明らかになった。米金融当局に対する利下げ圧力が強まりそうだ。

  米労働統計局が発表した推計値によれば、3月までの1年間の雇用者増は91万1000人下方修正されそうだ。下方修正幅は同統計史上で過去最大。1カ月当たりでは7万6000人近い下向き改定となる。確報値の発表は来年2月に予定されている。

  ベンチマーク改定の発表前の段階では、雇用者数は3月までの1年間に約180万人増(季節調整前)だった。月平均では14万9000人増。年次改定で、1カ月当たりの雇用の伸びがその約半分だったことが示された。

  今回の改定は、より緩やかな雇用増加が長期間続いた後、ここ数カ月に労働市場が減速したことを示唆しており、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合からの一連の利下げにつながる可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は最近、雇用市場におけるリスクの高まりを認めており、7月会合では理事2人が利下げを支持していた。

  市場では、9月会合で利下げが決定されると広く予想されている。年次改定の発表後、米国債利回りは上昇。円は対ドルでの上げ幅を縮めた。

 BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏はリポートで、労働市場は「2025年3月までの1年間、労働統計局の当初の推計よりもかなり弱く、FOMCが来週利下げする根拠がさらに増えたことになる」と記した。

  雇用者数はほぼ全ての業種、そして大半の州で下方修正された。卸売業・小売業が特に大きく引き下げられ、次いで娯楽・ホスピタリティーが続いた。またプロフェッショナル・ビジネスサービスと製造業も顕著に下方修正された。

  ベンチマーク改定は毎年行われるが、今年は特に、労働市場が当初発表のデータより速いペースで冷え込んでいることを示唆するシグナルが出ていないかと、市場やFRBウォッチャーが注目していた。

ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

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