12 FEB. 2025 NEWS
11日、パウエル議長の議会証言がありました。
パウエル議長は11日、上院銀行委員会の公聴会で証言。「政策スタンスは景気抑制の度合いが以前より顕著に弱まっており、経済は強さを維持している。よって政策スタンスの調整を急ぐ必要はない」と述べた。
とBloombergの記事に出ています。
現在のFFレートは4.5%です。
普通に考えれば高いです。しかし、この金利でもアメリカ経済は好調です。
ならば利下げをする必要はないというスタンスです。


上はCME FEDWATCH TOOLです。
5月のFOMCでも利下げが無いとする予想確率が78.7%となっています。
また、6月か7月のFOMCで25bp(1bp=0.01%),0.25%の利下げがあるとする予想確率が42~43%です。
つまり、ここから4~5ヶ月間は利下げがないと市場は考えています。
そして、その後も情勢によっては利下げが無いと考えています。

この市場の考え方によりドル円の為替レートは少し円安傾向になっています。
Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。
米CPI、コア指数が加速か-FRBの利下げ慎重姿勢を正当化も

米労働統計局(BLS)が12日発表する1月の米消費者物価指数(CPI)は、インフレ率がなお高止まりしている状況を示し、利下げに慎重な米金融当局のアプローチを正当化することになりそうだ。
ブルームバーグ調査の予想中央値によると、変動の激しい食品とエネルギーを除くコアCPIは前月比0.3%上昇となる見込み。前年同月比では3.1%上昇が予測されている。
1月のコアCPIが0.3%上昇となれば、過去半年間で5カ月目となり、インフレ鈍化が足踏み状態にあることを示す。 連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は11日、上院銀行委員会の公聴会で、金利調整を急ぐ必要はないとあらためて表明した。
関連記事:パウエルFRB議長、利下げ急ぐ必要ないと改めて表明-議会証言 (3)
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のエコノミスト、スティーブン・ジュノー、ジェセオ・パーク両氏はリポートで「インフレ率は目標を上回ったままとなっている。リスクは上向きで、経済活動は活発、労働市場は完全雇用付近で安定しているように見える」と指摘。コアCPIが前月比0.3%上昇となれば、「米金融当局が(金利を)据え置く根拠はさらに強まるだろう」と分析した。
卵などの食品やエネルギー価格上昇がけん引する形で、総合CPIも0.3%上昇が想定されている。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
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