地政学リスク、再び

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29 SEP. 2024 経済 NEWS

地政学リスクが再燃しました。

イスラエルがヒズボラ指導者ナスララ師を空爆で殺害したようです。

これは双方が確認しています。

Bloombergでは次のニュースが出ています。

イスラエル、ヒズボラ指導者ナスララ師を空爆で殺害-対立激化

イスラエルは27日、レバノンの首都ベイルートへの空爆で親イラン民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師を殺害した。ヒズボラと同組織の支援国であるイランにとって大きな打撃となる。

  イスラエル国防軍の28日発表に続き、ヒズボラもナスララ師(64)の死亡を確認した。ヒズボラは同氏の死亡を発表する一方で、イスラエルに対する戦いを継続していく意向を表明した。

  イランの最高指導者ハメネイ師は「域内の全ての抵抗勢力はヒズボラに忠誠を示し、支援する」とXに投稿した。

  ヒズボラはパレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦争が勃発した翌日の昨年10月8日、イスラエルへの攻撃を開始した。

ナスララ師は1990年代初頭からヒズボラを率い、ハメネイ師と近い関係にある。中東におけるイランの代理勢力ヒズボラにとって、ナスララ師は不可欠な存在となっている。

  イスラエルの壊滅を誓うヒズボラは、ハマスと同様、米国にテロリスト組織として認識されている。いずれもイランの支援を受けているが、数万人もの戦闘員と大量のミサイルを有するヒズボラの方が戦力が段違いに大きく、イランとのつながりも強い。

  イスラエルはレバノン派兵の準備を整えており、国境地域に部隊を集結させているが、まだ地上侵攻の決定は下していない。イスラエルの軍事当局者が語ったところによれば、地上侵攻に踏み切った場合は可能な限り短期で終わらせることを目指す。レバノン侵攻は泥沼化し、多くを失いかねないとイスラエルに警告するアナリストは多い。

原題

Reutersでは次のようなニュースが出ています。

イスラエル、空爆でヒズボラ指導者ナスララ師殺害 イランにも打撃

[エルサレム/ベイルート 28日 ロイター] – イスラエル軍は28日、レバノンのイスラム教シーア派の民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師を殺害したと発表した。レバノンの首都ベイルート南郊にあるヒズボラの本部を27日に空爆した。

ヒズボラもナスララ師の死亡を確認した。ヒズボラと後ろ盾であるイランにとって大きな打撃となる。

ヒズボラは声明で、ガザとパレスチナを支援し、レバノン市民を守るためイスラエルとの戦いを続けるとした。ナスララ師がどのようにして殺害されたのかは明らかにしていない。

ナスララ師はイランの支援を受けるヒズボラを32年間率いて勢力を拡大し、イランの影響力を中東全域に広げる役割を担ってきた。

イラン国営メディアによると最高指導者のハメネイ師は声明で、イスラム教徒に対しイスラエルと対峙するレバノンとヒズボラへの支援を呼びかけた。

イスラエル軍は、別の最高幹部アリ・カラキ氏も殺害したとしている。軍は声明で「ヒズボラの指揮官らが本部で活動し、イスラエル国民に対するテロを画策する中で攻撃を実施した」と発表した。地下にいたナスララ師を狙って本部を空爆し、アリ・カラキ氏のほか他の司令官も殺害したという。

このニュースの考察

週明けの月曜日、日本市場だけではなく世界市場が大荒れになるかもしれません。

豆知識

ヒズボラとは 

レバノンのイスラム教シーア派武装組織。政党として政治活動も行う。イスラエルによるレバノン侵攻下の1982年にシーア派大国イランの支援で創設され、反イスラエル闘争を続けている。指導者はハッサン・ナスララ師。  パレスチナ自治区ガザで続くイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘を巡り、ハマスと連帯するヒズボラは、イスラエル北部へのロケット弾攻撃を連日のように行っている。ロケット弾やミサイルなどヒズボラの戦力はハマスの10倍以上とされる。

アメリカのバイデン政権ではこの戦争を止めることはできないです。

イランや、中東の国々はそもそもアメリカが覇権国である事が気にいらないのです。

ただ、アメリカは原油を中東に頼らないのでこの紛争は欧州や日本ほど深刻ではありません。

ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

全ては誰かの利益のために

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