GOLD,最高値更新

投資

25 SEP. 2024 経済 NEWS

GOLD(金)がまた上昇し始めました。

上はCFD,金の週足チャートです。
今年に入ってから金価格は20%以上上昇しています。

金の価格は現在、2657ドル付近です。

豆知識
金、銀は、国際的には1トロイオンスあたり の米ドル建で取り引きされています。 日本国内での店頭表示価格は、海外市場の価格をもとに、ドル建価格から1グラムあたりの円建価格に換算されます。 金やプラチナの国際取引単位は「トロイオンス」で、1トロイオンス= 31.1035グラム です。

GOLD(金)の価格上昇については様々な要因が重なっています。
これは市場関係者の考え方が2つあることにあります。

アメリカ経済が堅調であるという考え方と全く逆で低調であるという考え方です。

9月18日にパウエル議長が0.5%の利下げを行ったことに対して、この2つ考え方が出てきました。

1.ソフトランディングできる=アメリカ経済は堅調である
 パウエル議長は記者会見で予防的に0.5%の利下げを行った、と話しています。

現在、これを良いニュースと捉えアメリカ市場はリスクオン=株価は上昇となっています。

2.ハードランディング=アメリカ経済は低調である
アメリカ経済は0.5%に利下げを行うほど悪いのか?という考え方です。
その為、ヘッジ(保険)として金を買っておく。というものです。

18日の0.5%の利下げをどっちに取るかで考え方は違ってきています。

Bloombergでは次のようなニュースが出ています。


金価格が過去最高値を更新、米経済データで追加利下げ観測強まる

by Bloomberg

金価格はアジア時間25日に過去最高値を更新した。米国の低調な経済指標の発表を受け、追加利下げ観測が高まった。金価格は前日には1%余り上昇していた。銀価格は4カ月ぶりの高値付近。

  金価格は一時0.3%上昇し、1オンス=2665ドルを超え、24日に付けた最高値を更新した。9月の米消費者信頼感指数は3年ぶりの大幅な落ち込みとなった。銀価格は24日に4.6%急騰し、4カ月ぶりの大幅高となっていた。

 スワップトレーダーらは、米金融当局が年内に計0.75ポイント強の利下げを実施するとの観測を強めている。利息が発生しない金や銀にとって金利低下は追い風となる傾向がある。一方、ドルが下落すると、金や銀の購入コストは多くの買い手にとって安価になる。

  金スポット相場は一時、史上最高値2665.25ドルを付けた後、シンガポール時間午前10時34分(日本時間同11時34分)時点で0.2%高の2662.77ドル。前日に0.5%下落したブルームバーグ・ドル・スポット指数はほぼ変わらず。

原題

豆知識

消費者信頼感指数
消費者のセンチメント(消費者マインド)をアンケートで調査して指数化した景気関連の経済指標です。CCI(Consumer Confidence Index)とも呼ばれています。一般的に個人消費やGDPとの相関性が高く、これらの先行指標として注目されています。
米国の民間経済研究所であるコンファレンスボード(全米産業審議委員会)が毎月発表するものが代表的で、5,000世帯の消費者に対して現状や半年後の景況感についてアンケートを実施し、1985年を100として指数化しています。対象人数が同種の指数であるミシガン大学消費者信頼感指数の10倍と多いため、米国の現状の景況感を測る上で信頼性がより高いとされています。

米CB消費者信頼感9月は98.7、約3年ぶり大幅低下 労働市場懸念

by Reuters

[ワシントン 24日 ロイター] – コンファレンス・ボード(CB)が24日に発表した9月の米消費者信頼感指数は98.7と、前月の105.6から低下した。低下幅は2021年8月以来最大。労働市場の健全性に対する懸念が高まる中、予想外に低下した。

ここから誰かが、、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

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