また、チャイナリスク

投資

3 SEP. 2024 経済 NEWS

今回の世界経済低迷は中国から始まっている可能性が高いです。

欧米がロシア、中国に対して経済制裁を行っているのも原因になっていますが。

2008年のリーマンショックの後は中国が世界経済を引っ張った事になっていました。

世界の工場と自ら言って、安い商品を輸出して成長してきました。
しかし、このことが今になって世界経済を低迷させていきます。

どういうことなのか?

中国はデフレを輸出します。

太陽光パネル、車、電化製品、衣類等、あらゆるものを安い値段で輸出します。

2000年頃からアメリカや日本の企業が中国に工場を作って技術移転して生産し始めました。

中国の企業のバックは共産党です。憲法の上に共産党があります。
中国企業は自分達で物が作れるようになったら、別の工場を建てて自分達で生産をはじめました。
外貨を稼ぎ、今度はアジアやアフリカの貧困国に対してインフラ整備を仕掛けて属国にしていきました。

2020年のコロナショックで日本や欧米の各国はサプライチェーンの脆弱化に気がつきました。
また、安い商品が入って来たら自国の産業が無くなってしまうことにやっと気がつきました。

特定の企業だけが儲かっても、国の産業が無くなってしまえば人々の給与は下がり国の力は弱くなっていきます。

このままでは中国に世界を支配されてしまいます。

ここから欧米は中国に対して輸入関税を高くして対策をとってきています。

私の考えではまだ、甘いと思います。
完全に世界経済から中国を締め出すべきだと思います。

中国側の考え方もっと上を行っています。
中国はもう欧米に頼らない経済圏を作っています。
BRICSです。
こちらの方が人口は多いです。
まだまだ貧困な人々が多いですが、逆に言えば成長する割合が大きいです。
資源国も沢山あります。

ここにきて欧米の経済制裁が少しずつ効いてきました。
下のニュースです。

中国経済、政府の支援強化が急務-残る成長エンジンに失速の兆し

by Bloomberg

中国では不動産市場が引き続き経済を圧迫する一方で、残る成長エンジンが息切れの兆しを見せており、ますます困難になる成長目標を達成するには政府の介入が急務だということを浮き彫りにしている。

  中国政府が発表した8月の製造業購買担当者指数(PMI)は、4カ月連続で活動縮小を示唆。また、住宅販売の落ち込みが深刻化していることが最新データで示されたほか、不動産開発大手の万科企業が発表した今年の上期決算が半期ベースで約20年ぶりの赤字となり、住宅不況の重圧が鮮明となった。

  中国の製造業活動を測る民間指標の財新製造業PMIは8月に50.4と、活動拡大・縮小の境目である50を上回り、節目を割り込んでいた前月から回復したものの、警告サインも発している。生産の原材料コストは5カ月ぶりに低下し、製造業企業は競争力を維持するため販売価格を引き下げた。

原題
China’s Sputtering Growth Engines Raise Urgency for Stimulus

中国で爆発的に膨らむ商品在庫、景気不振の深刻さ表す

中国で石炭や原油など主要商品の在庫が積み上がっている。経済活動がなお弱く、鉄鋼や大豆などさまざまな商品価格を押し下げている余剰の解消に至っていないことが浮き彫りになっている。

  中国政府の成長率目標は達成がますます難しくなっているように見受けられ、世界最大の商品輸入国である中国向けに供給している掘削企業や鉱山会社、農家にとっては歓迎できない事態だ。

  在庫急増は、コロナ禍後の景気不振によって一部トレーダーが窮地に陥ったことを示唆している可能性がある。中国経済が従来型から新しい形に移行する度合いを過小評価していたトレーダーもいるとも考えられる。

  もっとも、こうした在庫は国内の工場や市民を品不足から守ることを中国政府が重視している証しでもある。好況期でも中国の在庫は膨大だ。JPモルガン・チェースの調査によれば、中国は世界の銅在庫の9割強、原油の25%近く、トウモロコシや小麦などの主食用作物の半分余りを保有する。

中国の消費と産業活動が低迷しているのは間違いない。だが、どんな状況でも国家として十分な在庫を確保する使命がある中国の国有輸入業者は、購入のタイミングを間違えてもさほど悩まない可能性がある。

  2021年と22年の電力不足をきっかけに、中国のエネルギー安全保障にあらためて目が向けられた。これに対応するため政府は主要な燃料である石炭の生産を拡大し、輸入を記録的な水準を押し上げた。

原題
China’s Bulging Commodity Stockpiles Show Depth of Economic Woes

鉄鉱石先物、再び100ドル割り込む-中国不動産不況が深刻化

中国経済の先行きに対する悲観的な見方が再び工業用商品の重しとなり、鉄鉱石先物はここ最近の上昇を吐き出して、1トン=100ドルを割り込んでいる。

  鉄鉱石先物は、中国の鉄鋼市況を巡る楽観論を背景に、過去2週間で10%近く上昇。しかし、週明けの取引では、製造業活動の弱さや住宅市場の不振を裏付ける中国発の新たな材料が相場の圧迫要因となっている。

  鉄鉱石先物はシンガポール時間午後0時27分(日本時間午後1時27分)時点で3%安の98ドル。中国の鉄鋼先物も下落した。

中国の製造業活動は8月に4カ月連続で縮小した。また、住宅市場では、同月の販売不振がさらに深刻化。国内最大級のデベロッパーの1社が約20年ぶりに赤字を計上した。

原題
Iron Ore Tumbles Back Below $100 as China Property Woes Deepen

誰かが、またはある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

全ては誰かの利益のために

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