日本銀行、利上げ、リーク

31 JUL.2024 経済NEWS

by Bloomberg

31日の東京外国為替市場の円相場は１ドル＝152円台半ばと、前日夕から大幅上昇。日本銀行がこの日の金融政策決定会合で追加利上げを検討すると報じられ、会合結果への警戒感から急速に買い戻されている。三村淳新財務官が足元の円安はデメリットが大きいとの認識を示したことも円高につながっている。

円相場が上昇に転じる、一時152円台－三村新財務官の円安巡る発言後

ＳＢＩリクイディティ・マーケットの上田真理人金融市場調査部長は、利上げ検討が幅広く報じられたため「日銀が踏み切る可能性が高い」とみる。国債買い入れ減額も市場の期待通りになりそうだとし、発表後は円高が進むものの「かなり織り込まれており激しい円高にはならないだろう」との見方を示した。

日銀が追加利上げ検討へ、0.25％程度に引き上げ案など議論か－ＮＨＫ

日銀は31日の会合で追加の利上げを検討する方針とＮＨＫが報じた。先週も利上げの可否を議論するとの観測報道が出ていたが、30日の市場では今回踏み切る可能性は低いとの見方から長期金利が１％を下回り、円は155円台まで売られた。

　　31日の東京市場では、昼ごろ発表されるとみられる日銀決定会合の結果を見極める雰囲気が強まりそうだ。投機筋の円売りポジションの巻き戻しには一巡感が出ているが、日銀が利上げに踏み切った場合はさらなるポジション解消で円高に振れる可能性もある。

　　野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは、日銀が利上げに踏み切る可能性は高そうだとした上で、きょうはリスク心理が不安定化していることも円を支えるとみている。

この記事の考察

こんな事が許されていいのか？私は腹立たしい。

今朝の経済ニュースを見てビックリした人々も多いだろう。

これが本当なら誰かがNHKの記者に今回の日本銀行の政策決定会合で0.25％の利上げを行うとリークした。

このドル円の時間事の推移を見る限り、午前0時にこのニュースが流れたようだ。

これは為替だけではなく、輸出関連株にとっては下落する大きなニュースだ。

↑はCFD日経平均225の30分事の推移です。
これを見ると30日の23時30分頃から下がりはじめ、31日の０時にズドンと下がっています。

つまり、このニュースが市場に発表される前に売り抜けた奴らがいます。

私に言わせれば違法な事です。

推測ですがファンドマネージャー達はこういう事を取材する記者を囲い込み、先に情報を得ていると思われます。

こんなんじゃ我々一般投資家は勝てるわけがないです。

今日の午後のニュースで日本銀行の発表で金利を上げないと報道されれば面白いのですが。

by Bloomberg

日本銀行は31日の金融政策決定会合で追加利上げを決めた。利上げはマイナス金利政策を解除した３月会合以来。2025年度末までの長期国債買い入れの減額計画と同時に決定した。

　　政策金利の無担保コール翌日物金利を、従来の０－0.1％程度から0.25％程度に引き上げた。政策金利は08年10－12月の0.3％前後以来の水準となる。７対２の賛成多数で決定し、中村豊明、野口旭の両審議委員が反対した。

この記事の考察

東京市場がしまった後にこのニュースが流れました。
やっぱり、リークのニュース通りの内容でした。

このニュースを受けてドル円の為替レートは一気に150円代まで円高方向に進みました。

日本円は米ドルだけではなく、他の主要通貨に対して1.25~2％の円高となっています。

世界の主要な中央銀行が利下げに動く中で日本銀行だけが利上げを行うという変な事になりました。

日本銀行、政府、財務省などの人達は一発庶民の苦しさをまるで分かっていない。

これで、物価が下がると思っているようですが、下がらないと思います。

それは、賃上げ要求などのが政府から出ており企業はイヤイヤ賃上げをしました。

ここで利益が減っているのに、物の値段を下げるともっと利益が圧迫されます。
近い将来、家賃、車などリース料が上がるのが分かっています。

そんな中で経営側はまた、内部留保に向かうと思います。

一方で世界の経済は今回は中国発の景気後退、リセッションになるようです。

アメリカの経済も下火になってきています。
米国株式市場でマグニフィセント・セブンでここまで経済を引っ張てきました。

しかし、そのNASDAQ100も調整局面にきています。

NASDAQ100はピーク時から約8％下がっています。

ピンク色の線が100日移動平均線です。
現在、この線が抵抗線になっています。

ここを下抜ければ次は赤色の線、200日移動平均線を目指して下がっていくでしょう。

全ては誰かの利益のために

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