5 JUL. 2024 経済 NEWS

投資

GPIF運用残高、ノルウェー基金下回る-ドル換算で世界最大の座失う

by Bloomberg

公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用資産額が、ドル換算でノルウェーの年金基金を下回り、年金基金として世界最大の地位を失った。足元でドルに対して約38年ぶりの安値圏に沈む円安が影響し、資産価値が目減りした。

  GPIFが5日発表した2024年3月末時点での運用資産額は245兆9815億円。ドル換算では1兆5300億ドルとなる。これに対して、 ノルウェー政府年金基金グローバルの同時点での資産額は17兆7190億ノルウェークローネ(約1兆6770億ドル)。GPIFの1ー3月期(第4四半期)の運用収益はプラス9.5%の21兆3863億円と四半期ベースで最高となったが、ドル換算の資産額でノルウェー年金基金を下回った。

  GPIFの1-3月期の資産別の収益率は、国内債券がマイナス0.6%、外国債券がプラス5.4%、国内株式がプラス18.2%、外国株式がプラス15.8%だった。この結果、23年度の運用収益はプラス22.7%の45兆4153億円と3年ぶりに過去最高を更新した。

GPIFは国内外の債券や株式に幅広く投資しており、運用成績は市場そのものの動きと重なる傾向が強い。1-3月の日本株市場では日経平均株価が史上最高値を更新し、運用収益を押し上げた。

  1ー3月期の世界の株式で構成されるMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスは7.8%、S&P500指数は10%上昇、日経平均株価は21%上昇した。一方、10年物米国債利回りは32ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、同日本国債の利回りも約11bp上昇した。

GPIF、前年度運用収益は過去最高の45.4兆円 株高と円安が貢献

by Reuters

[東京 5日 ロイター] – 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が5日発表した年度概況書によると、2023年度の運用収益は45兆4153億円で過去最高となった。国内外の株高と円安が貢献した。プラス運用は4年連続で、全体の運用資産額は246兆円に膨らんだ。

収益率はプラス22.67%で、20年度以来過去2番目の成績だった。自主運用を始めた01年度からの累積収益額は153兆7976億円で、22年度末の108兆3824億円から大幅に拡大した。

主要資産のうち、国内外の株式市況が好調で収益を押し上げた。保有比率は3月末時点で国内債券26.95%、外国債券23.86%、国内株式24.33%、外国株式24.86%となり、いずれも同法人が定める指針の範囲内に収まった。資産の半分はドル建てで、円安により評価額も増加した。

1―3月期の運用収益は21兆3863億円で、収益率は9.52%のプラスだった。

浦中美穂

この記事の考察

GPIFの投資が上手くいっているのであれば、金融リテラシーという言葉すら知らない一般庶民はこのGPIFのまねをするか、又は有り金のほとんどをここに預ければ良い。

これはGPIFのCIO植田の手柄なのか?又は雇っているファンドマネージャーの手柄なのか?

新NISAが始まり、金融リテラシーのない人達が投資を始めている。これは兆危険な事である。
投資をやった事のない人達は暴落をくらった事がない。

NTTが190円近辺から150円なった時、退場した人々がかなりいたはずである。

こんな人達はファンドマネージャーのかっこうの利益材料となる。

そもそも、老後の生活の資金が足らないから自分で投資をして資金を作って下さい。というのが政府の見解ではないのか。

だったら、植田CIOなんかに給料を払わずに国営でファンドマネージャーを雇って、国債を発行して資産を投資すればいいのではないだろうか?

税金ばかり上げる財務省は何を知っているのだろうか?

植田CIOの給料はいくらなのか?
投資で赤字を出した場合のペナルティはあるのか?

全ては誰かの利益のために

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