2024 4月2日 経済 NEWS

投資

「インド買い・中国売り」株取引に巻き戻し-投資家は転換点嗅ぎ取る

by Bloomberg

「インドを買い、中国を売る」という人気の株式戦略が転換点を迎えたと、一部の投資家は考えている。

  ラザード・アセット・マネジメント、マニュライフ・インベストメント・マネジメント、キャンドリアム・ベルギーは、記録的な上昇の後、インド株へのエクスポージャーを縮小。政府の経済支援が中国の工業利益と製造業の回復につながる中で中国株に回帰している。

中国製造業持ち直し、景気回復の新たな兆候-PMIは1年ぶり高水準

 この揺り戻しは、中国の政策支援が成長を復活させるのに十分だというシナリオをファンドが買い始めていることを浮き彫りにする。ウォール街の大手銀行は引き続き、インドを今後10年間の重要な投資先と位置付け続けているが、バリュエーションが伸びきっていることや小規模なバブルに関する規制当局の警告を受けて投資家は警戒感を強めている。

ラザード・アセットの新興市場責任者、ジェームズ・ドナルド氏は「中国株がどんどん安くなるにつれて、当社の中国投資の一部は価値が下がっているが、投資する理由は増えている」と語る。中国ポートフォリオは指数のウエートと一致している一方、インドはバリュエーションの高さが原因で「当社ポートフォリオにとってマイナス要因になっている」という。

  インドの好景気見通しや19日からの選挙でモディ首相が3期目を確実にするとの期待から、戦術的な投資と見る向きが多いものの、インドから中国へのシフトは支持を集めつつあるようだ。

  HSBCホールディングスによると、新興市場ファンドの90%以上がアンダーウエートだった中国本土株のポジションを戻す一方、インドへのエクスポージャーを減らしている。世界の投資家は3月に、2カ月連続で香港を経由して中国本土株を買い越した。

MSCIチャイナ指数は中国政府の景気刺激策に後押しされ2月以降インドの指標の2倍以上の上昇を記録した。

中国株とインド株、相関係数が過去最低更新-逆方向への動き強める

  キャンドリアムの25億ドル(約3800億円)の新興市場ファンドは「部分的にインドを犠牲にして」中国へのエクスポージャーを高めたと、ポートフォリオマネジャーのビベク・ダワン氏は語った。

  マニュライフ・インベストメントのマルチアセットソリューション担当最高投資責任者(CIO)、ネイサン・スフト氏は「中国の動向は、今後12カ月のより堅調な経済環境とリスク資産に対する少し前向きなセンチメントを示唆している」と述べた。

同氏のポートフォリオは中国を小幅なアンダーウエートにしているが、新興国株式へのエクスポージャーを高めるため、同国株を買い増しているという。

  バリュエーションの差も魅力だ。MSCIチャイナ指数の1年先予想利益に対する株価収益率(PER)は9.1倍で、先月過去最高を記録したMSCIインド指数のPERより60%割安だ。

この記事の考察

中国離れは分かる。独裁国家に世界の工場、サプライを委ねるのは非常に危険なことだ。

ロシアを西側の経済から切り離すのはちょっとしたケガ(3か月位の入院)で済むことになるだろう。

しかし、ここまで大きくなってしまった中国を切り離す為には相当な覚悟がいる。腕一本位では済まない。 
2~3年間の入院を覚悟しなければならない。でも、ここでやらないと被害はもっと大きくなる。いや、もうなってしまった。

中国を売って、インドを買うというのは危険だと思う。

世界の経済は今後2分か3分されると思う。一つは欧米を中心とした経済圏。
もう一つはBRICSを中心とした経済圏、こっちのほうが人間の数は遥かに多い。消費は人がする。

今は所得金額が少なく、貧困層が多い。しかし、中国のように欧米の工場をインドやベトナムに持っていくとそこの所得GDPが上がる。権力も上がる。お金を持つと言うことを聞かなくなる。

3つ目は中東、アラブ等を中心とした経済圏である。ここはオイルマネーの力が大きい。そして、それを武器に次はIT,AIに進出している。
何と言ってもオイル無しでは世界の経済は成り立たない。

中国とアラブでは2~3年前からオイルの決済を人民元で行うようになっている。
これは基軸通貨である米ドルを排除しようとしている動きである。

BRICSのほうが人口が多いということを考えておかなければならない。

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