2024 1月4日 経済NEWS

FOMC議事要旨、高水準の金利「当面」維持-24年の利下げ視野

by Bloomberg

米連邦公開市場委員会(FOMC)が昨年12月12ー13日に開いた会合では、景気抑制的な政策スタンスを「当面」維持するのが適切との見解で一致した。一方、政策金利はピークにある可能性が高く、2024年中に利下げが開始されるとの認識が示された。1月3日に公表された議事要旨で明らかになった。

  議事要旨には「政策金利は今回の引き締めサイクルにおけるピークか、それに近い可能性が高いとの認識を参加者は示した」と記された。

  その上で、当局者らは「インフレの持続的な鈍化が明確になるまで、当面は政策が景気抑制的なスタンスにとどまることが適切になるとの見解を再確認した」という。

議事要旨ではインフレ面で「明確な進展」が見られるとし、参加者の間でインフレの道筋に対する楽観が強まったことが示唆された。そうした傾向が続いた場合に、FOMCは24年中に政策金利を引き下げる意向だと表明。ただ引き下げのタイミングについてはなお不透明とした。

  「提出された予測では参加者ほぼ全員が、自身のインフレ見通し改善を反映させた基本予測として、24年末までのフェデラルファンド(FF)金利誘導目標レンジ引き下げが適切になることを示唆した」と議事要旨は記した。

  FOMCは12月会合でFF金利の誘導目標を5.25-5.5%で据え置いた。据え置きは3会合連続。決定は全会一致だった。声明では追加利上げの選択肢を残したが、参加者の予測では、積極的な引き締めサイクルが終わりを迎えたことが示唆された。

FOMC、3会合連続で金利据え置き-24年に複数回利下げを予想 (3)

  インフレをさらに鈍化させる上での供給の役割について、当局者らは会合で議論。幾人かの当局者は、サプライチェーンの改善と労働力供給の増加は「おおむね完了」したと指摘した一方、さらなる改善の可能性を見込む当局者も数人いた。

賃金の力強い伸びが根強く続いたり、経済成長が予想外の堅調さを示した場合、インフレの当局目標に向けた進展が減速、または脅かされる恐れさえある。当局者の最新予測では24年の成長率は1.4%と大きく減速し、雇用への影響はほとんどないとの見方だ。

  「参加者は総じて、経済見通しを巡っては不確実性が高いとの認識を示した」と議事要旨は記した。

この記事の考察

2024年はアメリカの利下げがいつから始まるか?この一点に集中しなければならない。市場は5月からの利下げを大半が予想している。
しかし、FOMCは今のFFレート5.25~5.50%を当面は維持するとしている。

FOMCのたてまえと本音をよみとけば答えは出てくる。

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