雇用統計 9月

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21 NOV.2025経済NEWS

11月20日 日本時間22:30、アメリカ雇用統計がBLSより発表されました。

アメリカの連邦政府機関の閉鎖が終わり、9月分の雇用統計が出てきました。10月分はデーターがない為、発表されませんでした。

上はSBI証券の画面です。

非農業部門雇用者数9月は予想値5.1万人に対して結果11.9万人でした。
予想値から大幅に上振れしています。

失業率、9月は予想4.3%に対して結果4.4%となっています。
悪化しています。

BLSの生データです。

Establishment dataとは企業に電話で問い合わせして聞いたデータです。
ダブルカウントがあります。
実際の数字はこれよも、もっと悪いはずです。

3ヶ月平均の非農業部門雇用者数の伸びは6.2万人になりました。
前回の9月に発表された時は速報値で2.9万人となり、修正値では1.8万人となっていました。

若干、改善したように見えます。

1週間の平均労働時間は34.2時間でした。
平均時給は36.67ドル、(日本円で5757円、36.67X157円)でした。

円安が進んで、日本人からみたら、アメリカ人の平均時給が破格の数字となっています。

Full-time 正規労働者数は135,1530,000人でした。(1億3千515.3万人)でした。
先月比プラス67.3万人でした。

本当の生データです。

159,732,000-159,415,000=プラス317,000


非農業部門雇用者総数は9月に119,000人増加したが、それ以降はほとんど変化が見られない。 米国労働統計局は本日、4月の失業率を発表した。失業率は4.4%だった。 9月はほとんど変化がなかった。医療、食品サービス、 飲酒場所、社会扶助。運輸・倉庫業、 連邦政府において。 このニュースリリースでは、2つの月次調査の統計を示しています。家計調査は労働力を測定します。 人口統計学的特性別に見た、失業を含む戦力状況。事業所調査 非農業部門の雇用、労働時間、および収入を産業別に測定します。 これら 2 つの調査で使用された概念と統計手法については、テクニカル ノートを参照してください。

アメリカ市場は乱高下しています。
一昨日はNVDAの決算が良い数字だったので上がりました。しかし、昨日は雇用統計の数字を無視する形になりました。
NVDAの株価が朝方には5%高を付けたが、3%安で取引を終えたことが響いたのかPHL半導体指数が大幅下落しました。

最近、AI関連のバブル崩壊が始まったと報じられています。
日本の株価も乱高下しています。

最近、アドバンテスト、ソフトバンクG、東京エレクトロン、フジクラなどの銘柄が日経平均の70%位の寄与度を示しています。

Bloombergでは以下のようなニュースが出ています。

米国市況】エヌビディア震源に株乱高下-雇用統計は決め手に欠く

20日の米株式相場は下落。市場ではボラティリティーが再び高まり、テクノロジー株が売られた。前日引け後に発表した好調な決算を受けて買い優勢で始まったエヌビディアが下げに転じたことなどが響いた。

  米政府閉鎖の影響で発表が遅れていた9月雇用統計は強弱まちまちで、不安定な労働市場の姿が浮き彫りとなった。12月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での政策見通しには不透明感が広がった。

 S&P500種株価指数は1.6%下落。一時は前日比で2%近く上昇する場面もあった。エヌビディア株は朝方には5%高を付けたが、3%安で取引を終えた。

  ペッパーストーン・グループのディリン・ウー氏は「エヌビディアは市場が求めていた結果を出したが、根本的な疑問は依然として残っている。つまり、巨大テック企業が多額の人工知能(AI)投資をどこまで収益化できるのか、そして借金に支えられた支出が本当に持続可能なのかといった問題だ」と述べた。

  市場のリスクセンチメントを映すビットコインは一時4%超下落し、4月以来初めて8万7000ドルを割り込んだ。

関連記事:ビットコイン、4月以来の8万7000ドル割れ-暗号資産の調整局面続く

 シティ・インデックスのファワド・ラザクザダ氏は「マクロ面の逆風は消えていない」と指摘。そのうえで「決算シーズンがほぼ終わり、エヌビディア以外のハイテク各社でも需要が同様に底堅いことを示す新たな材料は乏しい。これが株式相場全体の上値を抑えている」と述べた。

  株高の勢いが鈍ったことで、米国市場がごく一部の大型ハイテク銘柄に過度に依存している実態も改めて浮き彫りになった。投資家の間では、株価水準の割高感に加え、AI関連投資の循環的な構造や、目に見える成果が乏しいまま膨らむインフラ投資の規模にも懸念が広がっている。

  FBBキャピタル・パートナーズのマイケル・ベイリー氏は「下落の明確なきっかけを特定するのは難しいが、今朝のエヌビディア株急伸への反動があったのかもしれない」と指摘。「もう一つの相場圧迫要因は、米利下げが後ずれするとの観測だ。こうした要因が重なり、きょうの相場反転につながった可能性がある」と語った。

  著名空売り投資家カーソン・ブロック氏は、AIバブルへの警戒が強まるなかでも、米国の主要テクノロジー株を空売りすべき時ではないと指摘する。

  投資会社マディ・ウォーターズ・キャピタルを率いる同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「今の市場ではショートよりロングの方がはるかにいい」と述べ、「エヌビディアや他の大手テクノロジー銘柄を空売りしようとする投資家は、長くは生き残れないだろう」と語った。

このニュースの考察

最近、AI関連の銘柄が乱高下する事もありこれが全体の株価に大きな影響を及ぼしています。
特に日本の日経平均は3~4社くらいで70%の影響度があります。
これは悪い事です。
AIバブルが終わったのか、まだ続くのかは分かりません。
ただ、ビットコインは暴落しました。
仮想通貨のバブルははじけました。

ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。

全ては誰かの利益のために

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