17 OCT. 2024 経済 NEWS
アメリカの大統領選挙を3週間後に控え、アメリカ市場は2016年のトランプラリーを先取りしています。
市場ではドル高が進み、グロース株、小型株、が買われています。
アメリカの中小株で構成される指数のラッセル2000が上昇してきました。
これは金利が下がる方向になっている事が大きな要因です。
金利が下がれば借り入れコストが下がる為、中小企業の業績が良くなると試算されるためです。
Bloombergからは以下のようなニュースが出ています。
【米国市況】脱ハイテクで小型株が好調、ドル上昇し150円に再接近
16日の米国株式相場は反発。強気相場を率いてきた大型ハイテク株から他のセクターにシフトするローテーションが進んだ。
景気敏感株が好調。小型株で構成するラッセル2000指数はほぼ3年ぶりの高水準に達した。大型ハイテク株の大半が下げる中、エヌビディアは前日の5%近い下げから反発。S&P500種株価指数の均等加重バージョンであるS&P500イコールウエート指数は、S&P500種を上回るパフォーマンスだった。イコールウエート指数ではアップルもダラー・ツリーも同じウエートで算出され、大型株の影響が小さい。株高の裾野が広がっている可能性を示唆した。
トレードステーションのデービッド・ラッセル氏は「投資家は大型ハイテク離れを意識しているのかもしれない。広く保有されてている大型ハイテク株には、この先上昇するための明確な材料が少なくなっている」と指摘。「選挙が近づき、経済はバランスを取り戻しつつある。超大型株からそれ以外にシフトする待望のローテーションはいよいよ実現しそうだ」と述べた。
この日も企業決算が注目された。モルガン・スタンレーは6.5%高。トレーディング収入と投資銀行業務の手数料収入が予想を上回り、32%の増益となった。ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスは利益がウォール街の予想を上回り、株価は12%上昇した。
富豪投資家のスタン・ドラッケンミラー氏は約3週間後に迫った米大統領選について、市場は共和党候補トランプ前大統領の勝利を織り込みつつあるとの見方を示した。「それは銀行株にも暗号資産(仮想通貨)にも見て取れる」と語った。
ラッセル2000指数は1.6%上昇。ブルームバーグがまとめた「マグニフィセント・セブン」指数はほぼ変わらず。
ニコラス・レンティーニ氏らモルガン・スタンレーのアナリストは「小型株は過去3年半アンダーパフォームを続けていたが、当社は最近、大型株との対比でニュートラルに投資判断を引き上げた」と指摘。「この判断に影響したのは強い9月の雇用統計と、先月の50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)利下げだ」と説明した。
小型株に対して強気姿勢になるには、先行的なマクロ指標に明確な成長加速が反映される必要があるだろうという。
LPLファイナンシャルのチーフ・テクニカル・ストラテジスト、アダム・ターンキスト氏は小型株がこの数カ月、値固めレンジを出ていないことを指摘。経済のソフトランディング(軟着陸)シナリオが実現する可能性と金融政策の今後が投資家に問われているのだという。小型株は大型株に比べて、景気や金利の動向に対する感応度が高い。
「懸念されていたよりも良好な労働市場に支えられて、成長見通しは最近改善している。利下げを巡る視界もクリアになってきた。これを背景にラッセル2000は上昇トレンドチャネルの下限を離れて上昇してきた」とターンキスト氏。「銀行セクターが最近強いことも、小型株をさらに支えている」と述べた。
モメンタム指標も最近強気に転じ、小型株が上値を追う新たな兆候となっていると同氏は指摘した。
今年すでに46回も過去最高値を更新したS&P500種は、年末にかけて上昇基調を維持する見通しだと、ゴールドマン・サックス・グループのトレーディングデスクはみている。
グローバル市場担当マネジング・ディレクターで戦術スペシャリストのスコット・ルブナー氏は、S&P500種が今年の年末時点で「6000を大幅に超えている」可能性があると予想。1928年までさかのぼったデータを分析した結果、10月15日から12月31日までのS&P500種は中央値で5.17%上昇。選挙の年は7%強と一段と高いリターンを残している。これを今年に当てはめると年末水準は6270になるという。
ここから誰かが、又はある組織が意図的に経済を破壊しにいきます。
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