アメリカ雇用統計、株価暴落

投資

3 AUG. 2024 経済NEWS

日本時間21:30分にアメリカの雇用統計7月がBLSより発表されました。

↓はSBI証券の予想値と結果です。

非農業部門雇用者数は予想17.5万人増加に対して結果11.4万人増加でした。

失業率は予想4.1%に対して4.3%でした。

また、前回の非農業部門雇用者数がプラス20.6万人から17.9万人に訂正されました。

生データは以下の通りです。

Establishment dataは企業に聞いたデータです。
ダブルカウントがあります。

週間の平均労働時間は34.2時間
平均時給は35.07ドル、日本円換算で5000円以上です。 35.07X147円=5155円

147円の円高でもアメリカ人の時給は高いです。日本の最低賃金が時給1050円です。

Unemployment rates、失業率は4.3%でした。
7月 4.3%
6月 4.1%
5月 4.0%
4月 3.5%

毎月、失業率が上がっています。

参考資料、You Tubeでレバナスさんが言っていたデータは↓下にあります。

 Access to historical data for the “A” tables of the Employment Situation News Release

 Access to historical data for the “B” tables of the Employment Situation News Release

 HTML version of the entire news release

1.Employees on nonfarm payrolls by industry sector and selected industry detail


こっちが本当の生データだそうです。
158445-159360=マイナス91.5万人

株価暴落、全世界へ

これを受けて市場はアメリカだけではなく、全世界で暴落になっています。

NASDAQ100は2.38%の下落、S&P500は1.84%の下落でした。

↑はNASDAQ100のCFD、日足チャートです。
赤色の線、200日移動平均線に到達しようとしています。
この線を下にぬけるともっと暴落していきます。

ピーク時からわずか3週間で10%以上の大暴落です。

↑は欧州各国の株価です。全部下がっています。

米国債利回り2年ものと10年もの、共に下落しています。

つまり、資金が個別株から債権、国債に流れています。

10年債利回り-2年債利回り、逆イールドはマイナス0.082%にまで縮まってきました。

今回の雇用統計で市場は一気に米経済が下がってきていると捉えたようです。

失業率の方向性が悪いです。毎月失業率が悪化しています。

特に失業率4.3%が予想値より離れていたことを重要視したようです。
つまり、アメリカの経済が予想していたよりも早く悪化していると捉えたようです。

いつもBLSはアメリカ政府とFRBにとって都合の良い数字を出します。
今回も出しているはずです。
それでもなおこの数字は悪いと捉えたようです。

日本市場

アメリカ市場の暴落を受けて日本の先物取引は3%以上の下げです。

8月2日に2200円、5.81%下落

8月5日の日本市場も大荒れになるでしょう。

日経平均225は35000円を下回る事になるでしょう。

次は今年の1月の始まり値=安値である33000円が節目となるでしょう。

私の考えでは42000円からの30%ダウン、29400円を1回目の下値線と考えています。
この下もあり得ると考えています。

まだ、16~17%のダウンです。

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