減税念頭に税収増の「還元」検討へ､岸田首相の所信表明演説-報道
by Bloomberg
岸田文雄首相が23日に国会で行う所信表明演説で、減税を念頭に、税収増の一部の「還元」へ具体策を早急に検討するよう与党の税制調査会に指示する方針を表明すると共同通信が複数の政府関係者による情報を基に報じた。
政府が今月末をめどに取りまとめる予定の経済対策では、「足元の急激な物価高から国民生活を守るための対策」を第一の柱に掲げており、与党内から出ている所得税減税を盛り込むかどうかが焦点だ。ただ、法改正が必要なため、実施する場合でも来年以降となる。衆院議員は今月末で任期４年の折り返しを迎えることから、解散・総選挙の時期を巡る思惑も絡みながら議論を進めることになりそうだ。
自民、公明両党は17日、経済対策の内容を首相に提言したが、いずれも所得税減税は明記していない。ただ、公明党の高木陽介政調会長はその後の会見で、住民税非課税世帯への給付金などに加え、「所得税減税を求めていきたい」と明言。自民党の萩生田光一政調会長も「決して否定するものではない」と語ったと共同通信が報じた。
岸田首相は同日、記者団に対し、物価高に苦しんでいる国民を支援するため、「大胆な取り組みに踏み込みたい」と発言している。
この記事の考察
今日19日、TVニュースではこの所得税減税が飛び交っています。但し期限付きでと言ってます。
私が真っ先に思うのは衆院解散が近いな、ということです。
物価高に苦しんでいる国民を支援するため、なら消費税を下げる又は廃止でしょう。
岸田くん、自分の人気取りの為に中途半端な制作を行っても国民に見透かされていますよ。
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